TBS日曜劇場『キャスター』(ドラマ公式サイトより)

 5月11日、日曜劇場『キャスター』(TBS系)の第5話が放送された。現在、週刊文春で『二股不倫』が報じられ、その後の動向が注目されている女優・永野芽郁と、“二股”の相手とされる俳優・キム・ムジュンが出演している同ドラマ。第5話では、そのドラマ内での“異変”が話題に上がっている。

「今回の放送回は、警察官による暴行事件のもみ消しについて真相を突き止めていくという内容でした。『二股不倫』が報道された後の3話以降も、永野さんは変わらず出演しています。しかし、今回は二股相手とされたキム・ムジュンさんの姿が見当たらなかったのです」(芸能プロ関係者)

消えた“二股相手”

 物語が進んでも、キムは一向に姿を表さない。その異変は視聴者も気づいていた。Xでは、キムが消えたことへ違和感を抱く声が多数上がっていたのだ。

『キャスター』に出演中のキム・ムジュン

《そういやキムムジュンは?》
《永野芽郁普通に出続け、何も悪くないキムムジュン退場なの?》
《永野芽郁は出ていたのに、二股彼氏キムムジュンがいない矛盾》

 永野同様に週刊誌に名前が上がっていたキム。しかし、このような疑問の声が上がるのは、キムへの擁護姿勢が圧倒的に多いことが挙げられるだろうと前出・芸能プロ関係者は指摘する。

「今回の『二股不倫』報道では、永野さんが妻子ある田中圭さんを招いていた部屋と同じ場所にキムさんも招いていたとされています。永野さんの所属事務所は“キム・ムジュンさんは俳優としての先輩や仲間であり、交際等の事実はない”とキッパリ否定しましたが、永野さんの“男たらし”なイメージが強まったのは事実。世間はキムさんが完全な流れ弾を喰らってしまった印象を抱いていて、同情する声も上がっています」

 そんなとばっちりを受けたキム。非の打ち所がない彼が、ドラマ内から消えることに違和感は拭えない。

 前出・芸能プロ関係者がさらに指摘するのは、大手事務所所属で大きな信頼があった永野を降板させることの難しさだ。

「今回のドラマでは、永野さんは“ヒロイン”として主演の阿部寛さんと肩を並べるほど重要な役どころです。今まで好感度の高い女優として安心してオファーしていたはずですから、もちろん今回の報道は想定外。物語を左右する重要な立ち位置で、すぐ削除や降板をすることはかなり難しいでしょう。イメージが急降下しただけに視聴者もヤキモキが続きますね」

 彼がいない演出は意図的なものなのか。その“ムジュン”の真相はいかに…