
5月だけですでに5本(日本時間同14日時点)のホームランを放つなど絶好調のドジャース大谷翔平。現地時間4月19日に第一子の女児が誕生し、公私ともに順調だが、そのウラでかつての“相棒”にも動きが――。
水原一平被告の収監が2度目の延期

「違法賭博の胴元に、大谷選手の口座から不正に送金したとする銀行詐欺罪に問われた水原一平被告の出頭期限が、5月12日から6月16日に延期されました。
水原被告は2月に求刑どおりとなる禁錮4年9か月の判決を受け、当初はカリフォルニア州連邦地裁に出廷した後、収監される予定でした。ですが、弁護側の要請で5月12日に延期。今回は、2度目の延期となります」(スポーツ紙記者)
再び延期となった水原被告。収監を待つ身となっているが、現地のパパラッチにたびたび姿を目撃されていた。
「3月18日に、水原被告は自宅前で現地メディアに近影を撮られていましたが、以前と比べると顔やお腹周りが太っていました。2024年9月にも、この自宅前で妻と買い物から帰宅したところを撮られています。
ロサンゼルスにある自宅は、プールやジムも備わっており、家賃は少なくても2400ドル(約35万円)のようです(在米ジャーナリスト)
出頭延期の理由

2月の裁判によって、大谷へ約1700万ドル(判決時のレートで26億円)の賠償が命じられているが、現在は不自由なく暮らしているようにも見える水原被告。
それなのに、何度も収監のための出頭が延期されることはあるのだろうか。カリフォルニアとニューヨーク両州で弁護士資格を持っている『東町法律事務所』の村尾卓哉弁護士に話を聞いた。
「出頭の期限が延期されることは、よくあることではありませんが、全くないわけではありません。延期の理由はさまざまですが、よくあるのは健康上の理由です。例えば、手術を受けないといけないから、それが終わってから刑務所に入る必要がある場合や、介護が必要な家族がいて、施設に入るまで待ってほしいといった家族の事情が多いです。そのまま収監してしまうと、健康面の問題や人道的に問題があり、何かしらの支障が出るという場合に延期が認められます」
水原被告の場合はどうか。
「さまざまなケースがあり、理由については非公開となっているので、水原被告の場合は、どういった理由で延長が認められたかは不明です。ただし、今回の延期に検察側も反対していないので、何らかの合理的な事情があったのでしょう。単にまだ刑務所に入りたくないというような理由では検察側は反対するはずです」
大谷が大活躍を続ける中、水原被告は何を思って過ごしているのか。