「井川は、総務部でいちばん若い男性だから"王子様"と呼ばれているけど、そこには、八方美人でいろいろなことに応じる"応じ"っていう皮肉も込められているんです」

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 一流商社にはびこる年齢差別に、武井咲演じる新入社員のヒロイン・吉井英美里が立ち向かっていく木曜ドラマ『エイジハラスメント』(テレビ朝日系、毎週木曜夜9時~)。今作で、ヒロインと同じ部署の"王子様"井川優を演じているのが瀬戸康史。

「八方美人にもつながる井川の腹黒さには、共感できます。誰しもが持っているものだと思うので。その場にふさわしい井川を演じていると思うんです。僕も、こうやって取材を受けているとき、マネジャーといるとき、友達といるときで瀬戸康史を使い分けていますから」

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 そう、素直に語ってくれた瀬戸。作品の井川は、年上OLたちのウケがいいからと、元カノが12歳年上だったと語っているけど、

「ひとまわり上の女性。実際の恋愛対象として、考えられなくはないですね。以前、『眠れる森の熟女』というドラマで、人妻に恋をする青年役を演じたことがあるんです。それ以来、自分の年齢の上下2歳までから、ストライクゾーンが広がりました(笑い)。ふたまわり上ですか? それだと、父親と同じ年齢になっちゃうので、ちょっと考えさせてください(笑い)」

 収録現場では、上司役の竹中直人から撮影中に笑わされるという"パワハラ"を受けていると会見で語っていた瀬戸。

「すごく可愛がっていただいています(笑い)。男性出演者の中でいちばん年下なので、ビクビクしていたら声をかけてくださったんです。この前もふたりで飲みに行って、お酒が弱くてほとんど飲むことのない僕にしては2~3杯飲んでしまうくらい楽しかった。今度は、男性陣で飲みに行こうと計画しています」

 


撮影/伊藤和幸