
新刊『小さな幸せで満たす日々』の発売イベントを行った常盤貴子
5月17日、女優の常盤貴子が、初の撮り下ろし&書き下ろしフォトエッセー『小さな幸せで満たす日々』(主婦と生活社)の発売記念会見を開いた。
朝ドラロケ地の能登との交流を続けている常盤貴子
エッセーの中では、“普通の暮らし”と“人生後半に備えて日々心がけていること”などが語られている。
「私がフォトエッセーを書かせてもらえる日が来るなんて、びっくりしました。自宅での撮影も初めてで、こんなところまで撮影されてしまうんだ、と思いました(笑)。私の生活の一部を見ていただけるのかな、という喜びもあります」
と話した常盤。記者から作家デビューかと問われると
「いやいや、こわい! やめてください!」
と、会場の隅まで後ずさって謙遜するも、エッセー本の出来に関しては
「自分に甘いので、100点」
と自信をのぞかせた。
NHK連続テレビ小説『まれ』への出演をきっかけに、ロケ地だった能登との交流を続けている常盤。防災士の資格を取得したことを報告し、会見では防災士のジャケットと帽子を披露。
「防災士の講習から試験までのプロセスというか、講習期間中もすごく楽しかったです。これから取る人の参考になればいいな」
と笑顔を見せた。
発売前に重版がかかるなど、エッセーの売れ行きも好調。
「すごく書かせていただいたので、正直、弾みがついちゃってる部分もある。書くことはまったく苦ではなくなっていて、生活の中で、これを書いたらどうだろうっていうのを探したり、アンテナがまだ立っている状態なので、いろいろ楽しいです」
と、“書くこと”への意欲もうかがわせる場面も。早くも次回作に期待か。