
5月26日に放送された『CDTV ライブ!ライブ!3時間スペシャル』(TBS系)で、指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ『≠ME(ノットイコールミー)』の“生歌”が注目を集めた。
≠MEに酷評の嵐

「指原さんが手がけるグループは、=LOVE(イコールラブ)、≠ME、≒JOY(ニアリーイコールジョイ)という3組。この日は≠MEが出演し、最新曲『モブノデレラ』を披露しました。切なさとはかなさを持ち合わせた楽曲で、『≠ME史上最高傑作』との声も多く、MVは公開から約1カ月で600万回再生を突破しました。今回のステージではフルサイズでパフォーマンスするということで、ファンからの期待も高まっていました」(芸能ジャーナリスト)
≠MEは歌詞の世界観に合わせた衣装で登場し、楽曲を歌い始めた。ところが直後から、ネット上には不穏なコメントが相次いだ。
《≠MEとかいうアイドルグループ歌下手過ぎてワロタ》
《ひさしぶりに歌番組観てたら≠MEってグループ?出てたけど歌が下手すぎてびっくりした》
《ノットイコールミー歌、下手すぎてわろてもた》
といった声に加え、
《CD聴いたことないけど音外れてるってわかるレベル》
《このレベルだとテレビで生歌はマイナスにしかならんのでは》
など、まさに“放送事故”級の酷評が並んでしまったのだ。この放送を見ていた音楽ライターもこう語る。
「全員がマイクを持って歌っていましたが、声は細く、うまく出ていないメンバーも多かった。音程もほとんど合っておらず、特に2番以降も改善されることはありませんでした。サビの高音も届かず、普段から生歌での歌唱練習が不足しているのが一目瞭然でした」
トラブルからの“復活”
さらに今回の放送には、グループとして重要な意味もあったというのは、さる芸能プロ関係者の話。
「≠MEは4月29日に埼玉・越谷のイオンレイクタウンで行われる予定だったイベントが、来場者による暴力行為の発生により直前で中止になりました。そのとき披露する予定だったのが『モブノデレラ』でした。しかしその12日後、彼女たちは再びイベントをおこない、同曲を披露。そして今回はテレビという舞台で、トラブルからの“復活”を印象づけたかったはず。しかし、結果としては大きなつまずきになってしまいましたね」
前出の芸能プロ関係者はこのように指摘した上でこう続けた。
「プロデューサーの指原さんは、果たしてこの歌声をどう聴いたのでしょうか。今回の振り付けはそこまで激しいものではなく、動きながらの歌唱もプロなら耐えられたはずですが……。イベントでの安全面を考える前に致命的な課題が残ってしまいました」
次こそはベストなパフォーマンスを見せてくれるに違いないーー。