
2019年ごろから海外に主軸を移し、映画『デッドプール2』や『デッドプール&ウルヴァリン』に出演するなど、世界を股にかけて活躍する女優・忽那汐里。14歳で国民的美少女コンテスト・審査員特別賞を受賞し、その後、『3年B組金八先生』(TBS系)や『家政婦のミタ』(日本テレビ系)などに出演していたころは“清純派”のイメージが強かった彼女だが、近年はたびたび“見た目”が変わることでも話題になっている。
“幼い”コーデを披露
「2023年には音楽フェス『KYOTOPHONIE』にゲスト出演した際の、ロックな“赤髪ロング”が注目されました。また、今年2月には白に近いくらいのハイトーンな金髪姿も話題に。実は、これは商業施設『ルミネ』と『ニュウマン』の『“IT’S NEW”WEEK 2025SS』の広告ビジュアル用にイメチェンしたもの。ロングの姫カットでエルフに扮していましたが、彼女のエキゾチックな顔立ちにとても似合っていて、雰囲気のある広告になっていました」(ファッション誌編集者)
その後、3月にはまたイメージを一新。今度は黒髪ロングに黒眼鏡のちょっと地味目なスタイルを披露していた。そんな中、5月23日にはインスタグラムに街中で撮ったと思われる4枚の写真をアップ。

髪は変わらず黒髪ロングだが、センターで分けた前髪を“犬”の形のように見えるクリップで留めてダウンスタイルに。丸みのあるフレームの眼鏡に、メイクもふんわりとナチュラルでかなり幼く見える。
さらに、レースのあしらわれた白のブルゾンに、布を巻いたようなデザインのミニスカート。大きなピンクのバッグを肩にかけ、足元もブーツなのかハイソックスなのか……?と、かなり個性的なコーディネートだ。
「海外に合わせるのではなく…」
頻繁に“イメチェン”をする忽那だが、とりわけ今回の姿にはファンからも、
《ファッションがだいぶ独特すぎる》
《可愛いんだけど、32歳でこのファッションはかなり攻めてる気がする》
《これは一般人がやったら事故るやつ》
など、驚きの声があがっている。

「“幼い”印象の今回のコーデですが、よく見ると眼鏡にはピンク系のグラデーションがかかっていたりと、こだわりが伺えます。3月の黒髪ショット以来、眼鏡を取り入れたファッションにハマっているのか、4月にもスクエア型のシルバーフレームの眼鏡をかけた姿を披露していました。ちゃんとファッションに合わせて眼鏡を使い分けているのは流石ですね」(前出・ファッション誌編集者)
ファッションについての忽那の考えは、2022年3月の『VOGUE』のインタビューで見ることができる。ファッションは《なぜその服を選んだのかという背景に、その人の性格や思考も表れるツール》と語り、《すべてを海外の基準に合わせるのではなく、日本と両方の文化を学びながら自分を理解し、無理せず自信を与えてくれるスタイルに出合えたら素敵》と、海外進出をしている彼女ならではの視点も覗かせていた。
個性的なファッションは海外での活動が多いことも一因かもしれないが、本人のこだわりによるところが大きいようだ。今後も“変身”は続く!?