
《「自分自身で歩むべき」と考え、独立するという結論に至りました》
5月25日、ダンスボーカルユニット『BE:FIRST』メンバーでRYOKIこと三山凌輝は、結婚詐欺疑惑などの一連の騒動を受け、上記のコメントを発表。同グループでの活動を一時休止し、俳優業をマネジメントする会社からは独立することを発表した。
オーディション時、意見が真っ二つに割れた
三山の騒動は4月発売の『週刊文春』に掲載された《BE:FIRST三山凌輝が“結婚詐欺”1億円を貢がせていた!》という記事に始まる。
「記事によると、三山さんはユーチューバーでファッションブランド経営者の大野茜里さん、“通称Rちゃん”と'21年から交際。‘22年からは婚約関係にあったといいますが、三山さんの浮気によって関係は破綻したそう。
さらに、三山さんは交際期間中、毎月200万円のお小遣いに加え、約2000万円のベンツ、1000万円の時計など、合計1億円もの金品を受け取っていたといいます」(ウェブライター、以下同)
三山が受け取った額のあまりの大きさにネット上では衝撃が広がり、中には“いただき女子りりちゃん”にかけて、“いただき凌輝”と揶揄する声まで見られた。
ただ、BE:FIRSTのファンにとって、このスクープは青天の霹靂というわけではなかったようだ。
「そもそもBE:FIRSTは、ボーイズグループオーディション『THE FIRST』で選ばれたメンバーで結成されたグループ。三山さんはその最終審査中に、タレントの山之内すずさんとのお泊りデートが報じられているのです。
オーディション参加中の熱愛にファンからは“自覚が足りない”といった批判が相次いだものの、三山さんはオーディションに合格。BE:FIRSTのメンバーとなったのです」
BE:FIRSTに戻らない選択も!?
トラブルメーカーだった三山の合否には審査サイドも頭を悩ませたのだそう。
「実は、三山くんの当時の熱愛報道を受けて、審査に携わっていた関係者の間では、彼を“合格させる派”と“不合格にする派”とで意見が真っ二つに割れて……。協議はかなり難航しました」(オーディション関係者、以下同)
そんな中、三山のメンバー入りの鍵となったのが、オーディションの企画者であり、BE:FIRSTのプロデューサーであるSKY-HIだったという。
「三山くんの合否について意見が割れる中、日高さん(SKY-HI)は“加入させよう”と前向きで。日高さんのゴリ押しの結果、彼の加入が決まったんです」
こうして同グループのメンバーとなった三山は、アーティストとしての知名度を上げ、俳優としても大きな役を与えられるように。

'24年にはNHK連続テレビ小説『虎に翼』に出演し、朝ドラ初出演ながら主人公の弟役という重要な役を演じた。こうした活躍があるのは、メンバー入りを後押ししたSKY-HIのおかげといっても過言ではないだろう。ただ、
「三山さんはグループに加入する前から俳優として活動をしてきました。俳優のキャリアが軌道に乗ってきた今、本来ならば演技の仕事に力を入れたいというのが本音でしょうから、BE-FIRSTの活動を休むことが決まった今、フリーで俳優としての活動に力を入れるのではないかと思います。
三山さんは演技力に定評がありますから、騒動があったとはいえオファーはあるでしょう。今後、俳優としての仕事が安定してきたら、BE-FIRSTには戻らないという選択をすることも考えられます」(前出・ウェブライター)
SKY-HIにはあまりにも大きい恩があるはずだ。今後、三山が恩人・SKY-HIに報いることはあるのだろうか――。