
映画『すずめの戸締まり』『天気の子』など、ヒット作を連発するアニメ監督の新海誠。そんな新海作品には、“常連”の俳優たちが多く起用されることでも知られている。
新たな“お気に入り”に
「新海監督お気に入りの代表格は、神木隆之介さんでしょう。『君の名は。』で主人公・立花瀧役を演じ、『天気の子』でも同役で登場しています。さらに最新作『すずめの戸締まり』では、重要キャラである芹澤朋也役として出演しました。2023年の『シネマトゥデイ』のインタビューによると、神木さんは《見た目のキャラクターと自分の声の高さが合わない》として、当初は出演を辞退したそうです。それでも新海監督が強く希望し、最終的に出演が決まったといいます」(映画ライター)
そんな“お気に入り俳優”のひとりに、新たに加わりそうなのがSixTONESの松村北斗だ。『すずめの戸締まり』ではオーディションを経て、主要キャラの宗像草太役に抜擢。その後は新海と急速に距離を縮めたようで、2025年2月放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)では、頻繁に食事に行く間柄であることを明かしている。
「松村さんは、映画『ファーストキス 1ST KISS』の会見でも新海監督との関係に触れています。“新海さんとはご縁があって仲良くさせていただいているんですが、出会って以降、自分の作品は必ず観てくださっているんです”と語るなど、2人の間には深い信頼関係があるようです」(同・映画ライター)
初の実写化で主演に抜擢
そうした中、新海の代表作『秒速5センチメートル』(2007年公開)の実写化が発表。新海作品としては、初の実写映像化となる。公開日は2025年10月10日に決定し、合わせてティザービジュアルも公開。主人公・遠野貴樹役に抜擢されたのが、松村だった。
このキャスティングを巡ってネット上では、
《雰囲気合ってるけど、『仲いいから選ばれたんだろうな』とか思っちゃう》
《新しいお気に入り俳優だね》
《新海誠ってお気に入りの俳優つくりがちだから、松村君も無事にお気に入りになれたんだね》
《今のお気に入りは松村くんなのか》
と、やや冷めた反応も見られる。

なお、2024年には新海が松村から展覧会『さくらももこ展』のお土産を受け取ったことを《わーい、ほっくんにお土産をいただきました!》と、SNSで嬉しそうに報告。松村も、こうした交流を大切にしているようだ。
実写化という新たな挑戦の中で、2人の“信頼関係”が作品にどう活きるのか注目!