
日本時間5日、ロサンゼルス・ドジャースの公式Xが動画を公開した。冒頭で今回の動画の趣旨を語るロバーツ監督。「ショウヘイにサプライズをするよ。私と妻はこの電動リモートカーを彼の娘さんのために買ったんだ」と宣言したほか、その真意を「ショウヘイと私はジョークを言い合ってきた。これはより敬意を込めた行動なんだ。実際のジョークというわけではなく、これを彼にプレゼントしたかった」と話した。
大谷翔平の娘に「初めての車」
「監督室に呼び出された大谷選手は、目の前のプレゼントを見て笑みを浮かべていました。そこにあったのは、ピンク色の『ポルシェ』のおもちゃ。子どもが乗って、リモコンで操作できるタイプのものです。ロバーツ監督は“私と妻から、君とその家族、そして娘さんにプレゼントだ。私達はいつもジョークを言い合っているだろう? これもちょっとしたジョークだけど、娘さんにとって初めての車になる”と説明していました」(スポーツ紙記者)

このサプライズに大谷は「ありがとう! とても気に入った」と喜びながらも、「何か問題を起こして呼び出されたのかと思ったよ」と、これまたジョークで返している。
今回のプレゼントもそうだが、大谷の周辺ではたびたび“ポルシェ”のやり取りが発生している。そもそもの始まりは2023年、背番号17を譲ってくれたケリー選手の妻に、大谷がポルシェをプレゼントしたところから。
このとき贈られたのは「ポルシェ・タイカン」という電気自動車と見られ、日本では1300万円~2600万円で販売されている。
次はいよいよ本物?
「2024年5月、大谷選手がロバーツ監督の持つ“日本生まれの選手の球団最多本塁打記録”を更新した際には、大谷選手から監督にピンク色のポルシェのミニカーをプレゼントしています。以前、監督がインタビューで“記録を抜かれたらポルシェでも貰おうか”と話していたのを、大谷選手が憶えていたのかもしれません」(前出・スポーツ紙記者)

その後、2025年2月には、ロバーツ監督の車を子ども用のおもちゃのポルシェに入れ替える“イタズラ”を実行している大谷。監督は、「ショウヘイの仕業か!」「ショウヘイ、次は君の番だぞ。大変なことになるからな!」と、仕返しを宣言。実際に3月には、大谷のポルシェに大量のカラーボールを詰め込む“イタズラ返し”をおこなっている。
何かとポルシェと縁の深い大谷翔平とロバーツ監督。それゆえに今回のサプライズもポルシェを選んだのだろうが、何よりも2人の仲の良さに世間からは、
《監督夫妻の粋なお祝いの仕方に心が温まる》
《仲良すぎだろ笑》
《本当にいい関係性ですね》
《次は大谷さんから監督へいよいよ本物のポルシェかな?》
といった声が寄せられている。
なお、今回のおもちゃの販売価格は185.99ドルで、日本円にしておよそ26,000円前後の模様。おもちゃとはいえ、赤ちゃんのころから“ポルシェが愛車”とは、大谷の子どもが羨ましい!