
旧ジャニーズ事務所の性加害問題が表面化してから約2年。社名が変わったSMILE―UP.社(以下、SU社)では、現在も被害者への補償対応が続いている。
「SU社のサイトによると、6月13日時点で1027人から申告があるとのこと。そのうち、554人に補償金の支払いが完了しているそうです」(スポーツ紙記者、以下同)
現在もSU社の代表取締役を務めて、代表取締役社長の東山紀之とともに対応にあたっているのが、故・ジャニー喜多川氏の姪にあたる藤島ジュリー景子氏だ。このジュリー氏へのインタビューを収録した本が発売されることが、6月10日に発表された。
「タイトルは『ラストインタビュー―藤島ジュリー景子との47時間―』で、7月18日に新潮社から刊行されます。著者は『イノセント・デイズ』や『笑うマトリョーシカ』などで知られる小説家の早見和真さんです」
ジュリー氏と早見氏の関係はというと、
「2人にまだ面識がなかったころから、ジュリー氏は早見さんの作品をよく読む“大ファン”だったそうです。その後、複数人での会食の機会があり、交流するように。2024年7月クールにTBS系で『笑うマトリョーシカ』が嵐の櫻井翔さんらによってドラマ化された際も、もともとはジュリーさんが“ぜひ櫻井で”と早見さんに話を持ちかけたそうです。実際は、別ルートで制作が決まったようですが……」(出版関係者、以下同)
ジュリー氏が書中でついていた“嘘”

ジュリー氏は、そんな早見氏に何を話したか。
「新潮社のサイトで試し読みとして一部が公開されています。その中では、嵐のメンバーとの関係や、SMAP解散の裏側など、旧ジャニーズ内部の“暴露”ともいえる内容が赤裸々に記されています」
また、STARTO社との関わりを聞かれて、
《何か疑われるのも嫌なので関わらないようにしています》
と答えたジュリー氏。しかし、この言葉には“嘘”が隠されていて……。
「ジュリーさんは、STARTO社のタレントと今でもつながっているんです。コンサートを関係者席で見ている姿が、何度も目撃されていて、最近では、5月23日に開催された山田涼介さんのソロコンサートに来ていたようです。さらに、2024年の夏にはWEST.やtimeleszのコンサートなどでも目撃情報があがっていました。“関わらない”と言いつつも、タレントたちへの愛は消えないようですね」(テレビ局関係者)
タレントたちとは“いつもすぐそばにある”!?