
複数の重大なコンプライアンス違反が明らかになったとして無期限の芸能活動休止を発表したアイドルグループ『TOKIO』のメンバー・国分太一。騒動が表面化してから徐々にその影響が現れ始めている。
姿を消し始める国分太一
まず異変が現れていたのは、『TOKIO』の公式Xだ。6月11日の最新の投稿には、《太一副社長、本日の楽屋での様子はこちらです》と、テーブルに並ぶ車のフィギュアを写真に収めている国分の後ろ姿がアップされていた。
「この日、国分さんは、農機や建機の製造販売を行うヤンマーホールディングスが手掛ける『SAVE THE FARMS by YANMAR』の事業説明会にゲストとして出席していました。
上記の投稿は《お仕事の様子はヤンマーさんの公式アカウントよりご覧いただけますので、ぜひチェックしてください》と続き、国分さんの仕事ぶりが掲載されていたヤンマー公式Xを引用する形で投稿。しかし、23日現在ではヤンマー公式の投稿が削除されており、見られなくなっているのです」(芸能ジャーナリスト、以下同)
今回の説明会に参加した国分は、「農業系アイドルおじさんの国分太一です」と自虐を含みながらも農業への思いを語っていたという。持続可能な農業の実現に向けて、第1弾プロジェクトが開始されるという大舞台で、企業との信頼関係の良好さが見て取れたが、一連の騒動後、ヤンマー側から“削除”という拒絶反応が現れていたのだ。
さらに、異変が見られたのはこれだけではない。『TOKIO』の冠番組『ザ! 鉄腕! DASH!!』(日本テレビ系)にもその影響が現れていた。
「22日に騒動後初めて同番組が放送されました。もちろんVTRに国分さんが映ることはありませんでしたが、さらに驚いたのは、多くのCMがACジャパンに切り替わっていたこと。ACが連発する事態に、視聴者も騒然となりました」
これまで同番組には、約14社の提供があったものの、22日の提供テロップに表示されたのは6社のみ。国分の複数のコンプライアンス違反で、スポンサーも見切りをつけ始めたようだ。
「これまでスキャンダルとは程遠く、“好イメージ”だった国分さん。20日に行われた日本テレビの福田博之社長の記者会見では、その詳細は明かされませんでしたが、降板するほどの重大な事案であることは間違いないので、スポンサーも先手を打ったと言えるでしょう。このあともスポンサー離れが続く可能性もあります」
国分がメディアから完全に“抹消”される日は近いかもしれない。