
MLBドジャースのオーナーが、NBAのレイカーズを買収するとの報道が世界を震撼させている。ニュースが報じられたのは日本時間6月19日。プロスポーツ史上最高額の100億ドル(約1兆4500億円)で、ドジャースのオーナーであるマーク・ウォルター氏へ売却される見通しとのことだ。
敏腕オーナーの実績
このまま売却が進めば、ウォルター氏はドジャースだけでなく、あのNBAのスーパースター、レブロン・ジェームズが所属するレイカーズのオーナーにも就任することとなる。
「ドジャースとレイカーズは共にロサンゼルスを拠点としていて、リーグを代表する人気チームという共通点があります。レイカーズは、これまで46年間“バス家”がオーナーでしたが、過半数の株式を手放しウォルター氏へ売却するとのこと。SNSには早くもレイカーズのユニフォームを着た大谷翔平選手の合成写真が投稿され、ちょっとしたお祭り騒ぎになっています。ドジャースのロバーツ監督も、“レイカーズには十分なスターが揃っている。ショウヘイには手を出すな!”とジョークを飛ばしていました」(スポーツメディア編集者)
今回の買収劇は、レイカーズのオーナー“バス家”が資金繰りに苦しんでいるからとも、“ファミリーオーナー”の限界とも報じられている。
一方、ウォルター氏のオーナーとしての手腕に寄せられる評価は非常に高いものだ。ウォルター氏は2012年にドジャースを買収後、クラブハウスの設備やデータ解析部門の強化、食事管理、最新のリハビリ施設導入など惜しみない投資を実行。結果、2020年と2024年に2度のワールドシリーズ制覇を成し遂げている。
「夢のコラボ」に期待
そんなウォルター氏が新たにオーナーを務めることになるレイカーズは、80年代にはマジック・ジョンソン、90年代にはコービー・ブライアントが活躍した、NBAを代表するチーム。そして、2023年からは八村塁が所属している。
なお、大谷の妻・真美子夫人は元プロバスケットボール選手。早稲田大学在学中はU-24日本代表としてユニバーシアードに出場し、50年ぶりの銀メダル獲得に貢献した。その後、実業団の強豪『富士通レッドウェーブ』に入団し、日本代表候補にも選ばれている。
また、大谷と真美子夫人が2024年12月にレイカーズの試合を生観戦し、大きなニュースになったことを覚えている人も多いのではないだろうか。

「大谷選手を通じて、妙な繋がりを感じるドジャースとレイカーズ。当然、切れ者のウォルター氏なら、ロサンゼルスの活性化のために両チームのコラボを考えるでしょう。そうなると必然的に生まれるのが、大谷選手と八村選手による日本人タッグのコラボレーションです」(前出・スポーツメディア編集者)
当然、この可能性に気づいた人も多いようで、
《ついに大谷と八村の夢のコラボが実現に近づいた!》
《日本人としてはめちゃくちゃ胸アツ!何らかのコラボが期待できそう》
《八村はトレード要員だったけど、大谷とのコラボのために残るよね?》
など、ファンは騒然となっている。
果たして、大谷と八村のコラボは実現するのか――。