
6月24日、『嵐』の櫻井翔がMCを務める番組『人生で1番長かった日』(日本テレビ系)が放送された。今回のゲストには元『KAT-TUN』の上田竜也が登場。デビュー当時を振り返ったが、その再現VTRが物議を醸した。
上田竜也の“人生で1番長かった日”
「同番組は、『ドラマチックな人生を歩む芸能人・著名人の“人生で1番長かった忘れることのできない日”』というテーマで、ゲストの当時のエピソードを掘り下げる人生深掘りバラエティーです。2024年10月に第1弾、2025年2月に第2弾がオンエアされ好評を得ていて、今回の第3弾はゴールデンタイムで初の放送となりました」(テレビ局関係者、以下同)
今回スタジオに招かれた上田が“人生で1番長かった日”としたのは、『KAT-TUN』のデビューが決定した会見で、初めて『Real Face』を歌った2006年1月29日。
2001年に亀梨和也、赤西仁、田中聖、田口淳之介、中丸雄一とともに6人で結成された同グループだが、番組冒頭では当時メンバー全員で歌う実際の貴重映像も流れた。スタジオにいた上田も、6人揃っている映像に終始目を潤ませ感動する場面も見られた。
そんな感動的なVTRで始まったものの、過去を振り返る再現シーンで様子が一変。
「今回の再現シーンは、デビューまでの波瀾万丈のエピソードを振り返るため、『KAT-TUN』メンバー6人にそれぞれ再現用の俳優がキャスティングされました。グループを組み、5年間の苦しい下積み中に勃発した喧嘩の様子や、デビューが決まった会見当日、ステージに立ちパフォーマンスする様子も再現俳優6人で再現。
しかし、当時の実際の映像が織り混ざりながらの編集となっていたこともあり、その実物との差にがっかりする声が集まってしまったんです」
実際にネットには一部ファンからの拒否感の声が。
《再現VTRのビジュがみんな違いすぎて話が入ってこない》
《もう少し似てる役者で再現VTR作れなかったのかなあ?》
本人や関係者から徹底的に聞き取り取材をして過去のエピソードを忠実に再現することがコンセプトの同番組。しかし、“再現”というだけあり、その違和感は拭えなかったようだ。
「『KAT-TUN』の“オラオラ”としたワイルドさは唯一無二。カリスマ的存在だった彼らですから、ファンとしては物足りなさを感じてしまったようですね。並みの“再現俳優”では難しかったのだと思います」
2025年3月をもって解散した『KAT-TUN』。24年間の活動に幕を下ろしたが、彼らの伝説の姿はファンの心に大切に刻まれているようだ。