
6月22日に81曲目のシングル『LIFE IS A CARNIVAL』の発売イベントを行った田原俊彦。歌手デビューから46年だが“追放危機”に見舞われている。
「田原さんは6月15日にTBSラジオ『爆笑問題の日曜サンデー』にゲストで出演。その中で山本恵里伽アナに対して卑猥な発言をしたり、手に触れるなど、セクハラともとれる言動があり、炎上しました」(スポーツ紙記者)
TBSラジオは6月20日、田原の一連の言動が不適切だったと判断し、
《当社としても番組を制作・放送した側として責任を重く受け止めております。当社はTBSグループ人権方針にのっとり、番組に関わる全ての方の安心・安全の確保をより徹底していく所存です》
とコメントを発表。同番組のメインパーソナリティーを務める爆笑問題の太田光は、22日の放送で、
「トシちゃんのああいうセクハラっぽいところとか、そういうことを今までずっと喜んでいた部分もあって。それを楽しむという感覚も、ここ何年もお笑いって何が正しいのか、いろいろ自分なりにも考えているんだけど。批判を受けた部分については、考えを改めないといけない」
と反省を口にした。
スタジオも超楽しかったし
周囲が謝罪や反省をしているが、田原はというと……。
「新曲発表イベント前の取材で田原さんは謝罪こそしましたが“僕としては通常運転”“なんか騒がれちゃって”“スタジオも超楽しかったし”と能天気なコメント。これに対して《まったく反省していない》と再び物議を醸すことになってしまいました」(前出・スポーツ紙記者)

今回の炎上を楽観的に考えているようだが、悠長に構えてはいられないほどのピンチに陥っている。
「6月23日にNHKは、翌日放送の歌番組『うたコン』で田原さんの出演を取りやめると発表しました。具体的な理由は公表していませんが、ラジオでのセクハラ言動が理由なのは明らか。中居正広さんや国分太一さんの問題もあり、テレビ業界はこうしたトラブルに敏感。特に公共放送のNHKは深刻に考えたのかと。事実上の“出禁”といっていいでしょう。民放各局もこれに続くということも考えられます」(テレビ局関係者)
お祝いの花が1つもなかった
軽はずみな言動が飛び火。騒動は大きくなっていく中で、イベントの会場でも“異変”が起きていた。
「理由はわかりませんが、いつもは会場の入り口にズラリと並んでいる関係各所からのお祝いの花が1つもなかったんです。イベント中も炎上騒動で注目が集まったことで、むしろ“ハイ”になっているように見えました。このまま干されないといいのですが……」(新曲発表イベントに参加したファン)
いくら往年のアイドルとはいえ、令和の芸能界を生き抜くには、コンプラ意識のアップデートが必要だろう。