
7月2日放送の『1周回って知らない話』(日本テレビ系)に、2児の母・佐々木希が出演。夫・アンジャッシュ渡部建との離婚を思いとどまった理由や、夫婦の役割分担について語り、大きな反響を呼んでいる。
子どもが将来、“多目的トイレ不倫”を知ったときに…
2017年に渡部と結婚し、翌2018年に第1子となる長男を出産。だが、2020年に渡部の不倫が発覚し、渡部は無期限謹慎に。佐々木は仕事を再開しながら家庭を支え続けてきた。
「2023年に第2子長女を出産し、現在も結婚生活を続けている佐々木さんですが、『最初は(離婚が)ちらつきました』と正直な心境を明かしていました。ただ、子どもの前では明るく振る舞い、寝かしつけたあとに『ちょっと話そうか?』と、渡部さんと夫婦の今後について話し込んでいたこともあったそうです」(芸能ジャーナリスト、以下同)
離婚という選択をしなかったのは、子どもの存在があったからだという。
「佐々木さんは、『もし離婚して、子どもがいつかそのこと(渡部の不倫)を知ったとき、子どもにとって“近くにいるパパ”か、“離婚して離れているパパ”か、どっちがいいかなと考えた。(そして)近くで自分のことも見てくれているパパのほうがいいと思うのでは』『離れていて、その事実を知ったら、すごく憎くなるんじゃないかなって思ったり』と、将来の子どもの気持ちを考えて決断したと明かしていました」
渡部の不倫はただの不倫とはわけが違った。それにもかかわらず離婚しなかった佐々木について、ネット上などでは一時期、「情に厚い元ヤンだから離婚しない」との憶測もあった。
番組では“元ヤン”の噂についても言及。MCが元ヤン説を佐々木に振ると、「ヤンキー説も本当にあって、私が髪切りデスマッチをやっていたというのを(報じられた)」と話し、「やってないの?」というMCに対して、「絶対やってないです、ないです、ないです、ありえないです」と完全否定。
さらに、髪切りデスマッチを報じた記事には、ヤンキーのイメージそのもののような、デコトラの前でスカジャンを羽織り、気合の入ったポーズの佐々木の写真が使われていたのだが、その点については「それはヤンジャン(週刊ヤングジャンプ)の撮影でやったやつで……」と真相を打ち明けた。
情に厚い元ヤンだから離婚しなかったのではなく、子どもが将来、渡部の“多目的トイレ不倫”を知ってしまったときのことを想像したうえでの“離婚せず”という決断だったことが初めてわかり、ネット上では、
《とてつもない人格者》
《佐々木希ちゃん優しすぎ》
《渡部は前世で地球でも救ったんか》
《佐々木希の器がデカすぎて涙出そう》
との感動コメントが相次いだ。だが、このあと紹介された“ある1日”の生活スケジュールが波紋を呼ぶことに――。
「渡部、家事なんもしてなくない?」
番組内で、佐々木と渡部の“ある1日”のタイムスケジュールが並べて紹介されたのだが――。
「佐々木さんは朝7時から朝食作り、掃除、洗濯とフル回転で、子どもを送り出したあとは夕方までドラマ撮影。買い物をしてから帰宅したあとは夕食作り、子どもをお風呂に入れて寝かしつけ、さらに家事……と、とにかく1日中動いています。
一方、渡部さんは朝のゴミ出しや子どもの送り迎えなど家事・育児のほんの一部を担当するだけ。またスケジュール上は『朝9時~夕方5時まで仕事』と記されていましたが、どんな仕事かは不明で、しかも夜9時には“自由時間”という余裕ぶり。夫婦の負担の差は一目瞭然でした」

こうした家事の偏りに対して視聴者からは、
《全部佐々木希さんがやってるじゃん》
《2人の1日のタイムスケジュール、家事負担おかしくないか?》
《渡部なんもしてなくない?》
《渡部、奥さんより仕事ないのに家事はあんましてなくて驚いた》
と、渡部に対し、「お前がやれ」の大合唱となってしまった。
この“家事格差”について前出の芸能プロ関係者はこう語る。
「今回紹介されたスケジュールは、佐々木さんが特に忙しかった1日だった可能性もありますが、視聴者には渡部さんの負担の軽さばかりが際立って映ってしまったようです。彼女自身は『騒動前は家にいなかった夫が、今ではより子どもと関わるようになった』と評価していましたが、実際には彼女が家事も育児も主に担っている印象でしたね」
いずれにしても、佐々木の株が爆上がりしたのは間違いないようだ。