
「友達に『離婚も一つの手じゃない?』と何回も言われました」
「(渡部が)絶対に悪い」
「いまだに許してはいない、経過観察中で」
と佐々木希が7月2日放送の『1周回って知らない話』(日本テレビ系)で夫である渡部建の不倫について初めてテレビで発言した。
芸能人サレ妻に共通する「女の意地」
「渡部さんは'20年6月、『週刊文春』の、複数の女性と不倫、しかも六本木ヒルズの多目的トイレなどを利用していたという記事で衝撃的な騒動となりました。しかし、佐々木さんは夫婦関係を再構築する道を選び、離婚を選択しませんでした」(芸能ライター)
夫の不倫があっても離婚をしていない芸能人サレ妻として、仲間由紀恵、三田寛子も挙げられる。
「仲間さんの夫・田中哲司さんは'17年6月にスタイリストの女性と不倫疑惑が報じられ、謝罪。三田さんの夫で歌舞伎役者の八代目中村芝翫さんはなんと4度も不倫をしています」(芸能ライター)
経済的な理由で夫と離婚ができないサレ妻は多いだろうが、芸能人サレ妻たちはお金に困っておらず、美貌も人気もあるが、なぜか離婚しない。
「3人に共通しているのが“女の意地”。仲間さんは田中さんとの結婚に周りから反対されたので『それ見たことか』となるのはすごく悔しいはず。意地がすべてではないですが、それが大きく占めているのではないでしょうか」
と言うのは芸能リポーターの川内天子さん。
それぞれの思い
佐々木と三田は不倫された当時、子どもがいた。
「佐々木さんは『子どもがいつかそのことを知ったときに、子どもは近くにいるパパなのか離婚して離れたパパ、どっちがいいか考えたときに、近くで自分を見てくれてたパパのほうがいいって思うんじゃないかって』と番組内で明かしました。子どもを守るために必死だったと思います。
芝翫さんの4度目の不倫に対し、三田さんは『私としましては、成駒屋(歌舞伎役者の屋号)に嫁ぎ、妻として3人の息子の母親として、これからも家業の歌舞伎を私なりに精いっぱい支えてまいりたいと考えております』とコメントしました。芝翫さんに夫の役割は求めず、3人の息子を立派な歌舞伎役者に育て、成駒屋の女将を全うするという強い意志が感じられ、離婚はないと思います」(川内さん、以下同)

仲間は'18年6月に双子を、佐々木は'23年4月に第2子を夫の不倫後に出産している。
「仲間さんは不倫されたときに妊活中で、子どもが欲しいという気持ちが強かったのでしょう。また、仲間さんは田中さんにゾッコンなので子どもをつくったのだと思います。佐々木さんの第2子出産は正直驚きました。渡部さんのことは許してはいないけれど、家族を立て直そうという決断の表れで、あっぱれだと思います」
修羅場を乗り越え、妻として母として家庭を支えている芸能人サレ妻たち。彼女たちの芯の強さは尊敬に値する?