2025年7月6日、富士スピードウェイの二輪ロードレースに出場し、2位に入賞した長瀬智也

 7月6日、静岡県の富士スピードウェイで二輪のロードレースが開催された。そこで2位という好成績で表彰台に立ったのは、なんとTOKIOの元メンバー・長瀬智也だ。

愛車で優勝争い

 2023年3月にTOKIOを脱退した長瀬は現在、ミュージシャンとしての活動を続ける傍ら、バイクチームに所属しレースにも参加している。今回は『クラブマンロードレース』の今季2戦目に『CHALLENGER RACING』のTOMとして参戦。愛車のハーレーダビッドソンであるパンアメリカでMax10クラスに出場し、優勝争いを繰り広げた。

 シャンパンボトルを手に満面の笑顔で表彰台に上がった長瀬は、「ここに上がれることもうれしいですが、みなさんが来てくれることが一番うれしい。いつまでもみなさんとサーキットで遊びたいと思っています。日本にもこういうレースがあるんだぞということを、我々の活動で認識してもらいたい」とコメント。自身の表彰の喜びだけでなく、ロードレースの楽しさについても熱く語ったのだった。

2025年7月6日、富士スピードウェイの二輪ロードレースに出場し、2位に入賞した長瀬智也

 そんな長瀬の脱退後、城島茂松岡昌宏国分太一の3人で活動を続けていたTOKIOだが、国分による“重大なコンプライアンス違反”を受け、無期限の活動休止に。その後、6月25日にはグループの解散が発表された。

 6月27日に報道陣の取材に応じた松岡によると、長瀬や2018年に脱退した山口達也には解散の連絡はしていないという。また、「2人からも連絡も来てないです。おそらくそれぞれの目線で、この現状は見ていると思います」とも語っていた。

「人のことは言いたくない」

 そんな中で行われた7月6日のレース後、長瀬はTOKIOの解散について、初めて取材に応じた。

2025年7月6日、富士スピードウェイの二輪ロードレースに出場し、2位に入賞した長瀬智也

 解散について報道陣に尋ねられると、「TOKIOのことに関しては、俺から言うことではない」と詳しく話すことを回避。また、「なかなか、がっと言えないこともあるというのは、僕もこの世界にいたから分かる。こういう人が一人くらいいないとダメだとは思っている。あんまり人のことは言いたくない」とも語り、解散について深く言及することはしなかった。

 今後の活動について聞かれると、「人生は楽しく歩んでいきたい。楽しければ何でもいいし、かっこよければ何でもいい」と回答。

 この発言を聞いたファンからは、

《引退したときはもったいないと思ったけど、今はやりたいこと貫いててすごいと思う》

《TOKIOを早々に脱退したのはいい判断だったよね》

《アイドル時代よりも今が一番幸せそうな表情してる》 

 など、人生を楽しむ姿を称賛する声が多数上がっている。

 仲間たちの行方を静かに見守りつつ、自身の道をひた進む長瀬。これからも“楽しい”ことを極めながら、ファンに“かっこいい”姿を見せ続けてほしい!