左から大谷翔平、山本由伸

 MLBオールスター戦が日本時間7月16日におこなわれ、試合は6-6の同点で9回を終えた。スターたちの共演はもちろん、ホームランダービーによって勝敗を決するという異例の展開に、ファンは大いに盛り上がった。

 ホームラン競争の結果は4本対3本でナ・リーグの勝利。ほかにもさまざまなドラマがあったオールスター戦だが、ナ・リーグ球宴出場選手の集合写真にも話題が集まっている。

大谷翔平が山本由伸を“卒アル”風に大イジり

「ナ・リーグの選手たちがグラウンドセンター付近に集まり写真を撮ったのですが、なぜかそこには山本由伸投手の姿がありませんでした。実は、当初は5時55分に撮影する予定だったところ、5時くらいに予定変更となったそう。一度ホテルに戻っていた山本投手は早まった撮影時間に間に合わず、まさかの欠席となってしまいました」(スポーツ紙記者)

 山本のこの失態を、愛のある“イジり”で返したのが大谷翔平だ。これまでもたびたび山本をイジってきた大谷は、オールスター戦の翌日17日にインスタを更新。レッドカーペットで撮られたバックショットや試合の様子などを投稿した。

“卒アル”写真風に山本由伸をイジった大谷翔平(本人のインスタグラムより)

 そこへ載せられたナ・リーグ選手の集合写真。選手たちが座るその中に当然、山本はいないのだが、右上に丸で囲まれた山本の写真が……。そう、“卒アル”写真風に山本を配置したのだ。

「逆に“オイシイ”」

 これには日本のファンも、《まさかの卒アル笑》《このセンスは日本人にしかわからないでしょ》と大盛り上がり。さらに、ドジャースで捕手を務めるウィル・スミスも山本の欠席をインスタでイジっている。こちらは、さりげなく山本を写真に溶け込ませていて、さながら『ウォーリーを探せ』風の仕上がりに。山本がどこにいるのか探してしまうほど、自然に合成されている。

 晴れ舞台でのまさかの“失態”も、チームメイトによって笑いに変えられたようだ。この一連の流れに、ネット上では、

《2人の選手のおかげで逆に“オイシイ”状況になったね》

《愛されキャラなことがわかる良いイジリ!》

《撮影には間に合わなかったけど一番目立ってる。結果オーライじゃん》

 などの声が寄せられている。

『ウォーリーをさがせ!』風に山本由伸をイジったドジャースのウィル・スミス捕手(本人のインスタグラムより)

 なお、山本自身も18日にインスタグラムを更新しオールスターを振り返ったが、《最後2枚の写真がお気に入りです!Thank you!!!》と、大谷とスミスの作成した“合成写真”をアップして反応している。

 来年のオールスター選出について、「チームフォトに参加できるように頑張ります!」とジョーク混じりに意欲を示している山本。今回は登板できなかったが、来年は写真に写るだけでなく、ぜひその勇姿も見せてほしい!