参政党の神谷宗幣代表

 参議院選挙の投開票日が7月20日に迫る中、勢いを増しているのが“日本人ファースト”を掲げる参政党だ。

 18日に三重県四日市市で開かれた参院選候補の応援演説に、神谷宗幣代表が登場。党の憲法構想案への批判に反論をする際、朝鮮人を差別するワードを使ったことで、再び批判が殺到することに。

オレンジ色=参政党

 若い世代から支持率を伸ばす一方で、何かと賛否が起こる神谷代表の言動でアンチも急増中。シンガーソングライターの柴田淳はXで、

《オレンジ色が嫌いになった。オレンジ色着ている人はみんな参政党に見えるようになった。オレンジ色のツナギを以前いただいたのだが。目の前にあるのだが。モロ参政党みたいじゃんか。これじゃレスキュー隊も参政党に見えてきそうだよ》

 と、参政党のイメージカラーであるオレンジ色を見ただけで嫌悪感を示すようになったと投稿。

参政党のイメージカラーであるオレンジに嫌悪感を示すシンガーソングライターの柴田淳(公式Xより)

 コメント欄には、

《「人参」もオレンジだし、しかも「参」の字が入っているしニンジンさん可愛そう》

 という意見も。ほかにも、

《参政党が嫌なのはオレンジ色の服を着ていると党員に間違えられる所だ。好きな色だから着られなくなり困る》

《推しのペンラ(ペンライト)を振れないなんてことがあっていいのか》

 とオレンジ色=参政党を彷彿させることで、好きな服を着用できなくなったり推しの応援に支障が出ている人たちが、《#オレンジ色返して》とハッシュタグとともに、SNS上で不満を漏らしている。

群馬県のマスコットキャラクター『ぐんまちゃん』が《この県(くに)を愛して何が悪い!!》という文章とともに、オレンジ色のパーカを着たスタッフが左腕を上げた後ろ姿の画像を投稿したことで、“特定の党を支持しているのでは?”と批判が殺到し、謝罪する事態に追い込まれました。

 もともと『ぐんまちゃん』のイメージカラーはオレンジなのですが、“参政党アレルギー”の方は過敏になっているようですね」(全国紙記者)

 TikTokなどショート動画がバズり中とあり、15日に放送された『報道ステーション』(テレビ朝日系)では、同局の独自調査で獲得議席が15前後と報じられた参政党。アンチの声を跳ね除け、躍進することはできるか。