浅田舞

 確かに人は、何度だって挑戦していい。他人にそれを咎める権利などない。ただ、それは真摯に取り組んでいた場合ではなかろうか……。

7月30日に『ジャパンオープンダンス選手権』という社交ダンスの競技会が開催されます。今回、その“プロ・アマクラス”に浅田舞さんがエントリー。『金スマ』の企画で密着されて以降、久々の出場です」(ダンス関係者、以下同)

 “プロ・アマクラス”とは、文字どおりプロダンサーやダンス教師と、一般の愛好家であるアマチュアがペアを組んで出場する部門。浅田は元全日本チャンピオンの男性とペアを組んで出場するもようだ。

「浅田さんが社交ダンスに取り組んでくれること、そしてそれがテレビなどのメディアで伝えられ、少しでもダンスに目を向けてくれたり、興味を持ってくれる人が出てくるのは非常にうれしいことです。ただ、これまでの彼女の取り組みを見ていると不安な気持ちもあります

練習会をサボり、大会もドタキャン

 浅田は『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)の人気企画“金スマ社交ダンス部”に2021年より出演。競技会出場、社交ダンスにおける日本代表のような強化選手選出を目指した。

「浅田さんは大会でいい成績をなかなか残せなかったり、“練習不足”と指摘されることもありましたが、2022年の大会で準優勝。その後、日本ダンススポーツ連盟の準強化選手に選出されました。

 しかしその後、強化選手による練習会はほとんどサボり。なかなか大会にも出場せず、久々にエントリーしたと思ったら直前に“ドタキャン”して……」

 当時、週刊女性が浅田の所属事務所にドタキャンの理由を問い合わせた際、担当者より以下の返答があった。

「世界選手権に照準を合わせ、練習に時間を割くために、不参加の判断をいたしました」

 ちなみにドタキャンの前日、浅田は銀座のクラブママでユーチューバーとしても活動している「ななえママ」のパーティーに参加していた。

『GQJAPAN』2018年6月号で浅田真央、浅田舞が仲良しツーショット(PRTIMESより)

世話になった連盟とは別団体の競技会

「『金スマ』はいろいろあって2024年末で番組が打ち切られ、企画も終わりましたが、浅田さんはそれ以前から社交ダンス界を離れていた。番組出演時も、スキルがないから振り付けを簡単なものに変えようとするなど彼女の取り組む姿勢はまったく真剣なものに見えませんでした」

 そんな浅田が社交ダンスに復帰(?)する。

今回出場する競技会は、番組で浅田さんが世話になっていた連盟とは別団体が主催するもの。彼女がダンスをまた頑張ってくれるのはうれしいですが、SNSで新しい団体をフォローし、以前の団体との縁を切ろうとする姿勢に不信感を抱く関係者は少なくないですね。下駄をはかせてもらった、とすらいえるのに

 一度は自ら捨てたような社交ダンス、今度は本気で取り組むのか。なお、浅田は30日、予定どおり競技会に参加。2クラスに出場し、6組中4位と7組中3位という結果だった。