
「僕自身もグループ(三代目 J SOUL BROTHERS)としてもデビューして15周年ということで、思い返せば本当にいろいろなことがありました。ボーカル2人とパフォーマー5人という形で15年続いたグループってないと思いますし、奇跡に近いことだと僕は思っていて。この奇跡を長く続けていけるよう、これからも努力を続けていきたいです」
パフォーマーデビューから現在

2010年に三代目 J SOUL BROTHERSのパフォーマーとしてデビュー。今年もグループ8度目となるドームツアーを成功させるなど、多忙な日々を送る岩田剛典。デビュー15周年となる節目の年。「当時の自分と比べると……シンプルに忙しくなりました(笑)」と笑顔交じりに振り返ってくれた。
「デビューしたころは、ホントに余裕がなかったですね。結果がどうなるか見えてなくても、何も考えずにとにかく全力でやってみようみたいな(笑)。若さゆえの勢いでやっていた部分はありました」
パフォーマーのみならず、2013年には俳優活動をスタート。さまざまな経験を積む中で、自分を少しずつ俯瞰できるようになってきたそう。
「演技にしても最初は何もわかってない感じでした。デビューして5年目が過ぎたくらいでしょうか。少しずつ周りや先の動きを見る余裕ができるようになりました。役者としても、与えられた役が何を求められているかとか、ゴールに向かって何をするべきかなど、より想像力を膨らませられるようになってきたと思います。そこは昔と比べても成長したし、“オトナ”になりましたね(笑)」
格闘技を一緒に見てリフレッシュしたい

現在、岩田はドラマ『DOCTOR PRICE』に出演中。父親を自殺に追い込んだ医療業界の闇を暴くため、人と金を操りグレーな手法で、欲にまみれた者たちを裁く主人公・鳴木金成を演じている。
「鳴木は“ダークヒーロー”のような人物で、口も態度もよくないし、人使いも荒い(笑)。ただ、自分の中に目的意識をしっかりと持っていて、その目的に向かって、使えるものは何でも使うといった印象です。
そんな鳴木が迫っていく、ドラマ全体を通じてのサスペンス軸がありながら、各話ごとにゲスト出演者がいて、それぞれの人生やエピソードを切り取っていくようなストーリー展開もあり、その両軸で物語が進んでいきます。日曜の夜に、スカッとした気持ちで終われる痛快ドラマとなるようにみんなで力を合わせてつくっていきますので、ぜひ楽しみにしていてください」
俳優、アーティストとして多忙な日々を送る中、今オフにやりたいことが。
「オフに学生時代の友達と集まってワイワイ遊ぶのが、今いちばんの息抜きです。このドラマの撮影に入る前に会って充電したんですが、2か月くらいたつのでそろそろ電池切れしそうで(笑)。大好きな格闘技とか一緒に見て盛り上がって、リフレッシュできたら最高ですね!」
夏のお楽しみはコレ!
「夏といえばやっぱりお祭り。昔から大好きですね。小さいころは町内会で神輿を担いだりしていました。浴衣もいいですけど、Tシャツにサンダルみたいなラフな感じも好きです。ただ、都内は人がたくさんいるので、できればガラガラのお祭りを探して、焼きそばとか食べながら楽しみたいです(笑)」