
7月31日、LDH所属の7人組ダンス&ボーカルグループ「三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」(以下、三代目JSB)のボーカル・今市隆二が警視庁に書類送検されたことが明らかに。
容疑はタクシー運転手への脅迫と暴行。4月5日の早朝、飲食店を後にして乗車したタクシー車内で、今市が運転手に対して「殺すぞ」などと脅し、さらに腕を引っ張る暴行を加え、運転席と後部座席を仕切るアクリル板を殴ったという。
タクシー会社とは4月中に示談成立とのことだが、LDHは書類送検が公になって初めて公式サイトで声明を発表。騒動を謝罪した上で、「本人に対して報酬返上と自宅謹慎を含む厳正な処分を実施」と今市への処分を下した。
しかしながら4月以降も仕事を続け、5月から7月までの間に開催された5大ドームツアー・7公演にも出演してパフォーマンスを披露した今市。脅迫や暴行に及んだ事実を隠し続けて、ファンの前に立ち続けたことになる。
さらにはインスタグラム等のSNSでも、近況報告やファッションを披露する“自撮り”投稿も重ねている。最新投稿となる7月18日も、『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)出演時に着用したブラック一色の衣装で、アーティスティックなポーズを決めた4カットを公開。
これじゃあただのヤカラじゃん
それまで三代目JSBの熱心なファン「MATE」から称賛が寄せられていたコメント欄が、今回の書類送検報道によって一変。
《いやいや笑 すんごい格好つけてるけど世間にはバレないとでも思っていたのかね。4月の出来事でしょ?よくこんな決めポーズで撮れるね》
《見た目はチャラいけど誠実ってのがLDHの売りなのに、これじゃあただのヤカラじゃん。》
《いい歳した大人が、やんちゃするのがかっこいいとでも思ってる?見た目通りだせぇぇぇ》

約4か月もダンマリを決め込んできたこと、9月には39歳を迎える“いい歳した大人”が酒に酔って及んだ蛮行に、ファン以外からのユーザーによる批判的なコメントが殺到。それでも今市を擁護するMATEとの間で大荒れ状態に。
そんな“推し”が書類送検されても尚、擁護論を振りかざす“彼女”たちにも言い分がありそうだ。芸能人のトラブル事情に詳しい芸能リポーターの解説。
「日刊スポーツによると、LDH関係者は“乗務員様が恐怖やご心痛を抱かれたのは事実”としつつも、報道されている“殺すぞ”の暴言に関しては、“同乗者に対するものであり、乗務員様へ対するものではなかった”と弁明しています。
そして“示談成立”とのことから解決済みと捉えているのでしょう。10月4日、5日に開催予定の15周年記念の“スタジアムライブで待ってる”とのファンも多く見受けられます」
運転手とは現在も示談が成立していない
しかしながら、気になる点がある。一部報道によると示談成立しているのは「タクシー会社」とであって、脅迫や暴行を受けた「運転手」とは現在も示談が成立していないということ。
「つまりは誠意なのか、金銭面なのか、それとも互いの言い分が食い違っているのか、運転手が今市側の対応に納得いっていないと考えられます。ただタクシー車内には当然、ドライブレコーダーが備えてあるわけで、当時の状況は鮮明に残っているはず。
すでに運転手へのコンタクトに動いている媒体もあると聞きます。もしも今後、車内での今市とのやりとりが明るみになれば、自宅謹慎どころではない事態に発展する可能性もありますね」(前出・芸能リポーター)
今市はとファンは、三代目JSBの15周年の節目を分かち合うことができるか。