
8月6日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の内容が波紋を呼んでいる。この日は「説教中でもやっぱり身の安全が第一説」として2つのドッキリ企画が放送された。内容をスポーツ紙記者が振り返る。
この時期に放送する内容ではないと批判
「ひとつはプールの中で先輩芸人からの説教を受けている最中、波が出現するというドッキリ。組み合わせは身長183センチのスリムクラブ真栄田さんと、153センチのいぬの太田さん、184センチのみなみかわさんと148センチの素晴らしき人生のりょうちゃんでした。水深1.2メートルの場所で説教を受けるものの、波が出ると身長の低い2人の後輩芸人は立っていられないほどでした」
この姿にネット上では批判の声が相次いでいる。
《水曜日のダウンタウン観てるけど、プールの波のやつちょっと笑えない…溺れそうになったことあるから見てられない》
《毎日水害のニュースを見るこの時期にやることじゃない》
《少しも面白くないのによくこんなの放送したなお蔵入りだろ》
プールで“溺れる”姿に不快感を示す声や、水難事故が多い時期に放送する内容ではないといった指摘が相次いでいる。
もう一つの企画も季節にそぐわないものだったと前出のスポーツ紙記者が続ける。
「たけし軍団のガダルカナル・タカさんとつまみ枝豆さんが仕掛け人となり、若手芸人にリアクションを教えるニセ番組を収録。しかし、芸人の実力不足や事前の挨拶がなかったことに枝豆さんが激怒し、個別に呼び出して説教を行います。芸人は企画のため長いふんどしを着用したままなのですが、そこに後ろから火をつけられます。迫る火から逃げるように川へダッシュして消せれば成功という流れでした」
最初のターゲットになったのは、きしたかのの高野だったが、うまくリアクションが取れず失敗。2人目の“予備候補”だったシシガシラの脇田が見事成功させた。
だが、こちらにもネット上では批判の声が相次いでいる。
《危なすぎる。なんでふんどしに火をつけるんだ? その思考がこわい。しかも8/6に》
《これ、笑いながら見れるやついる? このレベルのパワハラ、今やったらサラリーマンなら懲戒レベルだろ》
《野球のイジメも流行ってる中で…》
いじめやパワハラはもちろん、放送日が広島への原爆投下の日である8月6日と重なっているため、“不謹慎”な企画ではないかといった指摘も。
『水ダウ』では前回の放送で安田大サーカスのクロちゃんの亡くなった父親の“そっくりさん”を三途の川の向こう側に出現させてネットで物議になったばかり。
プールで波に溺れる様子と火から逃げる姿を“笑い”にした今回の企画も批判を受けそうだ。