2025年4月、群馬県高崎市内でバームクーヘンを販売する元ジャングルポケット斉藤慎二氏(編集部撮影)

 2024年10月にロケバス内で20代女性に性的暴行を加えた疑いで、吉本興業から契約解除された元ジャングルポケットの斉藤慎二。今年3月には東京地検から不同意性交と不同意わいせつの罪で在宅起訴されたことで、芸能活動を休止中だ。

ジャンポケ斉藤、人気ライバー顔負けの視聴者数

 今年4月には新たなビジネスとして『バームSAITOU』をスタート。現在は群馬県内の人気バームクーヘン店の協力を経て、北関東を中心に手売り販売を行っている。

4月に高崎市内で販売会を行った際は芸能活動休止後、初めて人前に登場するということでオープン前から200人以上が行列を作り、買えない人が出るほどの盛況ぶりでした。その後は話題も落ち着いたことで、売り切れない日もあるようです」(スポーツ紙記者)

 通販も開始しただけに事業は安定し始めているようだが、ここにきて新たなビジネスチャンスが到来しているという。

販売会の客足が落ちてきたことで、現在はInstagramやTikTokなどSNS投稿にも力を入れています。プロモーションの一環としてTikTokの生配信も始めたのですが、人気ライバー顔負けの視聴者数になっているんです」(芸能ライター)

 8月8日の午前3時頃に行っていた生配信を確認すると、平日の深夜にも関わらず1100人以上の視聴者が。

芸能界屈指の人気ライバー(配信者)となったトレンディエンジェルの斎藤司さんやピスタチオ伊地知さんでも、イベント時以外は数百人程度の視聴数です。2人は毎日長時間配信しているというのもありますが、配信だけで月に数百万円ほど稼いでいると聞いています」(放送作家)

 8日の配信も深夜に2時間程度行っただけにも関わらず、斉藤は20万円を超えるギフト(投げ銭)があったという。

“二刀流”でバームクーヘン事業も復活か

配信者に入るのは獲得したギフトの3〜4割程度と言われていますが、それを差し引いても斉藤さんは1日で7万円程度は手にしたと思われます。現在はあくまでバームクーヘン販売のプロモーションで行っているため配信のシステムもよくわかっていなそうでしたが、それでこれだけギフトを投げて貰えるのは凄いことですよ」(ITライター、以下同)

元ジャングルポケット斎藤の配信には深夜4時前にも関わらず、1100人以上の視聴者が集まった(TikTokより)

 人気ライバーの場合、視聴者数からのギフトの額などを競う“バトル”と呼ばれるイベントやコラボ配信を多く行うことで稼ぐのが一般的だが、斉藤の場合はバトルなしで多くのギフトを獲得しているのもポイントだという。

バトルは手堅く稼げるものの常連の視聴者が疲弊するので、人気を保ち続けるのが難しいんです。斉藤さんの配信を見る限り、純粋に応援したいという人たちが自主的に投げ銭を行っていたので、システムを理解した上で現在のスタンスで配信を続ければ、長い期間高収入を手にすることも可能だと思います

 地道なバームクーヘンの手売り販売が、配信での人気にも繋がっているようだ。

コメント欄を見る限りは一生懸命手売り販売を行う姿を見て、応援し始めた人が多い印象でした。一時は手売り販売も伸び悩んでいたようですが、配信やSNS投稿に力を入れたことで再び盛り返しているようです。バームクーヘンと配信の“二刀流”を続ければ、トリオ時代の年収超えも夢ではないでしょう

 実刑の可能性も高いと報じられている斉藤だが、示談が成立すれば配信ビジネスで復活を遂げることができるかも?