
日本時間8月13日に古巣のエンゼルス戦で4試合連続ホームランを放つなど、活躍を続ける大谷翔平。だが、そんな大谷でさえ非難を免れない事態になっている。
ロバーツ監督が大谷翔平へ苦言

「8月11日のブルージェイズ戦で逆転負けをしたドジャース。その試合後にロバーツ監督は大谷選手の2つのプレーに苦言を呈しました。1つは三塁への盗塁失敗。ヒットで出塁し、二塁へ盗塁したところまではよかったのですが、続いて三塁への盗塁を試みて失敗。そのときの打者が4番のフリーマン選手だっただけに、ロバーツ監督は“彼の判断、いいプレーとは言えない”とコメントしました。
1点を追う9回の満塁の場面で大谷選手が空振り三振をしたことには“最後の打席で三振するとは思わなかった、センター方向を意識すべきだった”と振り返っていました」(スポーツ紙記者、以下同)
ロバーツ監督が大谷をここまで非難するのは、チームが置かれている状況が関係しているという。
「ナ・リーグ西地区の首位を走っていたドジャースですが、8月13日にエンゼルスに敗れて、最大9ゲーム差をつけていたパドレスに並ばれてしまいました。いつもは大谷選手に賛辞を並べるロバーツ監督も、勝てないことへの焦りから批判的なコメントになったのでしょう。チームの敗北や不調は大谷選手だけの責任ではありませんが、求められているレベルがそれだけ高いということです」
ロバーツ監督による“大谷批判”はネット上でも波紋を広げており、
《調子の悪い選手を使っているロバーツ監督こそ批判されるべき》
《一番頑張っている大谷選手を批判したら、誰も頑張ろうとしなくなる》
《たしかに大谷はランナーがいると打てなくて得点圏打率が悪過ぎる》
といった声が上がっている。
グラウンドの外からも“悪い知らせ”

そんな大谷にグラウンドの外からも“悪い知らせ”が飛び込んできた。
「大谷選手と代理人のバレロ氏が、ハワイの高級住宅地開発を巡って提訴されたと報じられました。大谷選手は2023年にハワイのリゾート地マウナ・ケアの2億4000万ドル(約348億円)の住宅地開発プロジェクトの広告塔として契約。大谷選手自身も最初の購入者となっていました。ところが、原告側の主張ではバレロ氏が開発プロジェクトに繰り返し介入し、要求が通らない場合は大谷選手を撤退させると脅したそう。不動産開発会社キングスバーンがバレロ氏との関係悪化を恐れて、2人の開発業者を解雇させたことで、今回の損害賠償に至ったようです」(在米ジャーナリスト、以下同)
大谷は“巻き添え”となった可能性もある。
「原告側は“最終的に本人にも責任が及ぶ”としてバレロ氏だけでなく、大谷選手も訴えています。ただ、交渉の窓口はバレロ氏のみで、大谷選手がどこまで把握していたかは、これから調査する意向。原告側は“オオタニはバレロからミスリードされている可能性がある”とコメントしており、大谷選手は巻き込まれた“被害者”の可能性があります」
大谷は2024年の開幕直後、元通訳の水原一平によって自身の銀行口座から不正に送金されていたことが発覚。またしても騒動に巻き込まれたという見方に、
《バレロの暴走なだけで、大谷悪くないやろ、この案件》
《オオタニサン、側近に恵まれないね》
《大事なシーズン中に大谷選手の足を引っ張るのはやめてほしい》
と、ネット上では同情の声が広がっている。公私で不穏な空気だが、優勝争いに集中できる環境であってほしい。