シャーロット・ケイト・フォックス

 2025年度後期の連続テレビ小説『ばけばけ』(NHK)。8月20日に新たな出演者として発表されたのは、同局の連続テレビ小説『マッサン』で初の外国人ヒロインを演じた米俳優シャーロット・ケイト・フォックスだ。

『マッサン』以降もNHK作品に出演

 連続テレビ小説『マッサン』(NHK)は2014年に放送。シャーロットは、国産ウイスキーを作り出した亀山政春の妻・エリー役を演じた。

 当時、日本への渡航経験がないにもかかわらず、連続テレビ小説のヒロイン募集に応募し、見事ヒロイン役を手に入れたシャーロット。その後、連続テレビ小説『べっぴんさん』(NHK)や大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』(NHK)にも出演している。

「シャーロットさんは、2018年にYouTuberとして活躍しているカナダ人男性と再婚しており、現在3人の子どもを持つ母でもあります。彼女はインスタグラムでお子さんの写真も投稿していて、最新の投稿では、お子さんと日本で食事をしていると思われる写真もアップしていました」(芸能ライター)

 今回シャーロットは、聡明で世界を飛びまわる行動力を兼ね備え、アメリカで活躍する女性記者のイライザ・ベルズランドを演じる。トミー・バストウが演じるレフカダ・ヘブンの同僚で、日本行きを勧める役どころだ。

 シャーロットは役柄について、《今回演じるイライザは、自立した、強くて知的な女性です。きっとチャレンジをすること、冒険することが好きな人なのだと思います。これまであまり演じることがなかった役なので、このようなチャンスをいただき、とてもわくわくしています》とコメント。

朝ドラ『ばけばけ』制作統括も期待

 また、朝ドラ出演についていも《『マッサン』『べっぴんさん』に続き、また朝ドラに出演できて大変うれしいです。久しぶりにBK(NHK大阪)に来ましたが、エレベーターに乗るだけでも懐かしく、いろいろな思い出がよみがえってきました》と綴っている。

 この発表にSNSでは、

《また演技が見られるのが嬉しい!》

《変わらず綺麗で可愛い!》

《朝ドラ経験者、しかも主役だった人だから安心して楽しみにできるね!》

 など、喜びと期待の声が多く寄せられている。

連続テレビ小説『ばけばけ』の新たな出演者として発表されたシャーロット・ケイト・フォックス(本人のインスタグラムより)

「シャーロットさんの出演決定発表にあわせて、公式ホームページには制作統括・橋爪國臣さんもコメントを寄せています。《『マッサン』の時に関わったスタッフもたくさんいて、「おかえり!」とむかえました》と現場の様子を伝えたほか、《トキにも大きな影響を与える重要な役で、信頼できる方にお願いしたいと思い、5年ぶりに来日してもらいました》とも語っており、物語のなかでも重要な役どころであることがうかがえます」(前出・芸能ライター)

 連続テレビ小説『ばけばけ』(NHK)は、9月29日に放送開始。ヒロインとして朝ドラ出演を経験している彼女が、今回どのような演技をみせてくれるのか楽しみだ。