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 絶好調の連続テレビ小説『あさが来た』で、五代友厚を演じているディーン・フジオカ。

 今は撮影のために大阪住まい。いろいろな国に住んだ経験があるそうだけど、大阪の印象についてはこう語る。

「すごく居心地がいいです。人情がありますし街が碁盤の目になっていて、台北もそうなんですけど、風水を考えて作られている場所ってすごく肌に合うんですよ。自分が落ち込む気がしないというか。あと、ご飯がおいしい! これに尽きますね」

 食べ歩きもしているとか。

「波瑠ちゃんや玉木さんには“ひとりでずるい”と言われるんですけど、撮影の合間に街を“パトロール”しています(笑い)。いろいろレストランとか回っています」

 まさに食い倒れの街を堪能しているようで。では、名物のお好み焼きやたこ焼きも……。

「いえ、僕はグルテンにアレルギーがあるんです。だから、粉ものといわれるもの、すべてダメなんですよ。だからそれ以外を楽しんでいます。いちばんのオススメは焼き肉。お魚とかもおいしいけど、焼き肉はおいしいを越えて“ネクストレベル”に行っちゃっているお店を見つけました」

 大阪で行われた『あさが来た』のトークイベントで、既婚&2人のパパということを明かしたところ、いろいろな媒体で情報が拡散され、ファンの間で大騒ぎに。

「僕、結婚したことも子どもが生まれたことも自分から発信してきたので、いま、みなさんがこんなに話題にしていることに驚いています。妻はインドネシア国籍の華僑。子どもは二卵性の双子で男の子と女の子です」

 子どもたちの性格についてはこう話してくれた。

「いま1歳1か月ですね。顔は娘が僕に似ているかな。娘はすごくおしゃべりで、ずっと“ピカチュウ、ピカピカ!”って(笑い)。息子は静かで、あまり感情を見せないというか。女性が好きなんですよ(笑い)。僕よりも妻やそのお母さん友達にべったりで。きっと彼のペースでこれから生きていくんでしょうね(笑い)」

<プロフィール>

ディーン・フジオカ '80年8月19日、福島県生まれ。高校を卒業後、アメリカ・シアトルに留学。'04年、香港のクラブでラップを披露したところを客席にいたファッション誌の編集者にスカウトされ、モデルデビュー。'05年、映画『八月の物語』で俳優デビュー。今年7月、『探偵の探偵』(フジテレビ)で日本の連続ドラマに初出演。『あさが来た』は日本の連ドラ出演2作目。

撮影/合田慎二