
料理家のみなさんが「これだけは絶対常備!」と激推ししてくれたアイテムをご紹介
何度もリピするイチオシ調味料

いつもの料理がレストラン級にYOUKIの「カリカリトリュフ」
トリュフの風味とフライドオニオンのカリカリ食感、ナッツの風味が楽しめるトッピング用調味料。「ざく切り野菜と炒めるだけで立派なメインに。焼きそばなどの麺料理とも相性ぴったり」(ヤミーさん)

料理研究家・ヤミーさん。輸入食材店勤務の経験を生かし、世界各地の簡単料理レシピを発信。料理家チーム「あすまるさんキッチン」でも活動中。

伝統手法で造られる深みのある味白扇酒造の「福来純本みりん」
原料は国産の「もち米」「米麹」「米焼酎」のみ。90日仕込み、熟成に約3年かけたうまみたっぷりの琥珀色のみりん。「そのまま飲んでもおいしいくらいまろやか。料理に上品な甘さを加えてくれます」(小島さん)

料理・菓子研究家の小島喜和さん。高知県生まれ。東京と高知で料理教室を主宰。高知の無農薬野菜やジャムなどを販売する「海空土」も営む。

生乳そのままの風味とクリーミーさ、大山乳業の「大山バター」
鳥取県産の生乳を使用し、丹念に練り上げる“チャーン製法”で作るバター。「風味とコク豊かなのに軽いのが気に入っています。トーストに塗るのはもちろん、パンやお菓子作りに使えば一段上の仕上がりに!」(松本さん)

料理研究家・松本ゆうみさん。企業の商品開発アドバイザーとしても活躍。ドーナツショップ「one for two-おかしのたね-」を経営。

ゆずの爽やかな酸味で料理がさっぱり馬路村農協の「ゆずしぼり」
「ゆずの村」としても知られる、高知県馬路村産のゆずを丸ごと搾った、ゆず果汁100%の調味料。「風味が良く、野菜はもちろんどんな食材にも合います。柑橘系のさっぱりした味が好きな人には特におすすめ!」(ダンノさん)

フードスタイリスト・ダンノマリコさん。旬の食材の持ち味を生かした保存食や調味料レシピが人気。魚のおいしさを伝える料理会「ミナトゴハン」も主宰。
毎日使う基本調味料さ・し・す・せ・そ
砂糖、塩、酢、しょうゆ、みそ。日々の食卓に欠かせないからこそ、こだわりがたくさん!

北海道の大自然の恵みを凝縮、鈴木牧場の「十勝の塩」
大自然に恵まれた北海道十勝、広尾町沿岸の海水をじっくり釜炊きした天然塩。「ミネラルたっぷりな海水のうまみが凝縮。素材の味を引き立ててくれます。塩が決め手の料理に使用してます。この時季だと枝豆にかけても!」(ヤミーさん)
50g 800円/十勝広尾 鈴木牧場(プレゼント付きメールマガジンも配信中)

自然な甘さと風味こだわりやの「粗糖のすゝめ」
さとうきびの搾り汁を煮詰めて作る砂糖は、コクのある優しい風味が特徴。「自然な甘みは料理にもお菓子にも」(小島さん/写真A)。「やわらかな甘さでフルーツシロップ用に重宝」(ダンノさん/写真B)

小江戸川越の醤油蔵の逸品、松本醤油商店「はつかり醤油」
厳選された大豆と小麦を原料とし、木桶で計2年天然熟成させた再仕込みしょうゆ。自然なうまみと香りが特徴で、色・味・香りとも上級の味。「川越に住む友人からお土産にいただいたのがきっかけ。ご飯にかつお節をのせて回しかけるだけで立派なごちそうに」(ダンノさん)

京都の名店にも愛される味、村山造酢「千鳥酢」
江戸享保年間創業の京都の老舗が造る米酢。まろやかな味と香りは素材の持ち味を引き立て、有名料亭、すし店などで愛用され続けている。「酸味がやわらかく酢の物、すし飯に使いやすいです」(ダンノさん)

こうじの甘さを生かした天然醸造、羽場こうじ店「特上㐂助みそ(つぶ・こし)」
秋田の米どころ横手の老舗こうじ店が造るのは、大豆の3倍もの米麹を用いて仕込んだ「三重こうじみそ」と呼ばれる甘口みそ。「みそはいろいろ使い分けてますが、ホッとする味わいで日々のみそ汁によく使っています」(松本さん)
450ml 950円/松本醤油商店(https://www.hatsukari.com)
料理の味を底上げ極上オイル
ドレッシングにしたり、炒め油や揚げ油に使ったり。油の使い分けは料理上手の第一歩。

5種の油の栄養とうまみがギュッ!金田油店の「五味一体 寿油」
綿実、コーン、米、ごま、オリーブの5種類の植物油を配合した珍しい調味油。香ばしく、しつこくない上品なごまの香りが評判。「5種の油のブレンド加減が絶妙で、和洋中どんな料理にも合うので使い勝手がとてもいいです」(小島さん)

サラダやカルパッチョに、カルディコーヒーファームの「オッギュ エキストラバージンオリーブオイル(レモン)」
シチリア島のオリーブオイルにレモンの香りをプラス。爽やかなレモンとフルーティーなオリーブの香りがベストマッチ。「野菜にかけるだけでおいしい! レモンの風味が主張しすぎず上品で使いやすいです」(ヤミーさん)

あっさりとした“ごま”本来の風味、生活クラブ・スピリッツの「小野田製油所のごま油」
薪火でごまをいり、石の重みで油を搾るという、伝統的な「玉締法」で作られるごま油。「高温にかけないで作っているので、渋みが一切なく、ごま本来の風味を楽しめます」(小島さん)

毎日スプーン1杯、納豆やみそ汁に、金田油店の「純えごま油」
シソ科のえごまの種子を搾った、血流改善などに効果がある必須脂肪酸のα-リノレン酸を豊富に含む健康油。「クセのないあっさりした味でドレッシング作りにもおすすめ。納豆にサッとひと回しするなど、毎日少量とってます」(小島さん)
旅先で出合ったとっておきの逸品
地元で愛される名品を愛用するのも料理家さんならではの視点。忘れられない調味料を教えてもらいました。

長崎県、対島の海の恵みおひさま育ちしおづくりの会の「つしまのほし粒(さらさらタイプ)」
ダンノさんが旅先の対島で出合った天然塩。「海水から自然の力だけで作る天日塩で、角がなくまろやかです」(ダンノさん)。使い勝手のよい「さらさらタイプ」のほか、「粗塩タイプ」も。

新潟県村上市に天保7年創業、のざわの「木桶仕込2年熟成醤油 ふたなつ」
「昔ながらの製法でみそとしょうゆを造っている企業さんで、縁あって蔵見学ができ、それ以来気に入ってます」と小島さんが言うのは、今も100年前の木桶で仕込み、2年熟成させた丸大豆しょうゆ。力強い風味とうまみを持つ。

ドイツ・ミュンヘン名物の味、ヘンデルマイヤーの「スイートマスタード」
ミュンヘン名物の白いソーセージに欠かせない味。甘口でトロッとした食感の深いコクのマスタード。「ベルリン在住のドイツ人のお宅でドイツ料理を教わって以来、愛用しています」(ヤミーさん)
ピリうま!辛味調味料
手軽に味変したいときに便利なのがピリ辛調味料。程よい刺激が夏バテで食欲がないときにもおすすめ。

クミンやにんにくの風味がいいカルディコーヒーファームの「ハリッサ」
地中海生まれ、とうがらしベースの調味料。「カルディオリジナル版はパプリカや玉ねぎの甘みがあって食べやすく、辛みがマイルドで使いやすい。パンに塗ったり、料理の隠し味にも。トマト×ハリッサは特に好相性」(ヤミーさん)

麺料理や椀物、おひたしなどに馬路村農協の 「ぱっと馬路村ゆず入り七味唐辛子」
ゆず皮入りの七味とうがらしはパッとふった瞬間、ゆずの香りが広がり、食が進むことまちがいなし!「ゆずととうがらしの香りが良くて、うどんなどにサッとかけます」(ダンノさん)

そら豆を発酵させた本場の味、三明物産の「郫県豆瓣醤」
中国四川省、郫県発祥、そら豆から造られる本格豆板醤。化学調味料、保存料無添加で、3年以上発酵と熟成をさせて造る。「辛みとともにうまみもある豆板醤。写真のトマト入り麻婆豆腐は絶品でした」(松本さん)

すっぱ辛いホットソース、瀬戸内レモン農園の「レモスコ」
「瀬戸内産レモン」と「海人の藻塩」を使用し、青とうがらしと酢をブレンドした、広島発のホットソース。「酸味と辛みのバランスがよく、揚げ物や魚介料理などにオススメ」(松本さん)
毎日の料理の救世主、万能調味料
味つけに迷ったときはコレ。ビシッと味が決まるオールラウンダーばかり!

料理の深みがグンと増す、成城石井の「瀬戸内産かきエキス使用オイスターソース」
瀬戸内産かきエキスを使用。紹興酒によってコクとまろやかさをアップ。「塩味がたちすぎず、うまみが前に出ていて好きです」(松本さん)。青椒肉絲などの中華料理のほか、さまざまな料理の隠し味にも。

素材にこだわった上質の味にんべんの「つゆの素ゴールド」
かつお節専門店「にんべん」が作るこだわりのつゆの素は、風味豊かで上質な味。「やっぱり“万能調味料”の代名詞的存在。いつもの親子丼も、味がきちんと締まり和食には欠かせない」(ヤミーさん)

老舗こうじ屋のロングセラー糀屋三郎右衛門の「塩こうじ仕立てザ・ワンナイト」
天保十年より続く東京・練馬の糀屋三郎右衛門の純こうじ、国産米、天日塩のみを使用。野菜、肉、魚を漬けるほか、炒め物にも。「自然なうまみ。おいしい浅漬けも手軽に作れます」(小島さん)
※表記の価格はすべて編集部調べ、税込み表示です。