大阪・関西万博公式キャラクター『ミャクミャク』の着ぐるみ。(2023年11月「大阪・関西万博開幕500日前イベント~いよいよ入場チケット販売開始~」で)

 閉幕まで残り約1か月となった大阪・関西万博。新たに注目を集めているのが写真家・映画監督の蜷川実花だ。9月5日、蜷川は自身のインスタグラムを更新し、万博公式キャラクター「ミャクミャク」とのコラボ商品「EXPO2025 MIKA NINAGAWAステッカー」を発表した。

「毒々しい」蜷川ミャクミャクに困惑

「蜷川さんの作品を取り入れたデザインのステッカーセットで、4枚セットで2640円。ミャクミャクの身体や輪の部分に色鮮やかな花柄を配し、独自の色彩世界を表現しています。発売から数日で公式サイトではすでに完売。会場内のショップでも、入店制限を行うほどの混雑ぶりでした」(アートライター、以下同)

《もっとグッズを作ってほしい》《追加販売を検討してください》といった再販を望む声が相次いでいるが、すでにメルカリでは4000円を超える高値で取引されている。

 一方で、デザインに対しては、

《ミャクミャクの良さが消えている》

《素材の魅力が台無し》

《毒々しい》

 など、蜷川ワールド全開の表現に戸惑いの声が。

蜷川実花と万博公式キャラクター「ミャクミャク」とのコラボ商品「EXPO2025MIKANINAGAWAステッカー」(蜷川のインスタグラムより)

「今回の価格設定には高いとの声が出ています。たとえば万博公式サイトで販売中のANAコラボステッカーは1枚440円、サンリオキャラクターとのコラボも1枚550円。蜷川コラボは2000円以上を支払わなければ購入できない。それでもどうしても手に入れたい人はたくさんいるでしょうが、強気の印象です」

 蜷川本人が「目の色ひとつひとつまでこだわった」と語るステッカー。心無い一部のファンによっての転売は慎んでもらいたい。