
秋篠宮家の長男である悠仁さまは8日、成年式を滞りなく終え、無事に成年皇族の仲間入りを果たしたことを報告するため、三重県の伊勢神宮と奈良県の神武天皇陵を参拝された。
悠仁さまの“神対応”
「皇室の方々は成年などの節目を迎えると、皇室の祖先神とされている天照大御神が祀られた伊勢神宮と、初代天皇である神武天皇の陵を併せて参拝することを慣わしとされています。昨年は愛子さまも大学卒業と成年皇族になったことを報告するために参拝されました」(皇室担当記者、以下同)
成年皇族となられて初めての地方へのお出ましとなった今回、現地は祝意と歓迎のムードに包まれた。
「8日の午後5時ごろ、悠仁さまは近鉄の宇治山田駅にご到着。そのお姿をひと目見ようと多くの地元住民や観光客が出迎え、“悠仁さまー!”“おめでとうございます”といった声が上がったのです。悠仁さまは笑顔で手を振るなどして、歓迎に応じられました」

宮内庁はこのご様子を公式インスタグラムにてアップ。投稿の閲覧数は120万回以上、4万件を超える“いいね”も寄せられた(9月9日時点)。悠仁さまの“神対応”に、ネット上では好評の声が続々と上がっている。
《お手振りがかわいすぎる》
《高身長でハンサム!》
《笑顔が初々しくて素敵》
《優しそう。好青年って感じ》
《背が高くてスタイルがよろしいから、スーツがよくお似合い》
こうした温かい反響の背景には、悠仁さまの“変化”が影響しているのかもしれない。
「悠仁さまは高校時代から、ご両親の公務に同行されることがありました。その際の悠仁さまは緊張のせいか表情が硬く、あまり笑顔も見られず、出迎えた人々に手を振られるシーンでも、どこかぎこちなさがありました。
大学生になられてからは、公の場にあまり出ておらず、9月6日の成年式やその後の関連行事は、悠仁さまにとって久しぶりのお出まし。緊張されているのではと思いきや、成年式以降の悠仁さまの表情は自然で、とても柔らかく、自信さえ感じられたのです。この変化には多くの人が驚かされたのではないでしょうか」(前出・皇室担当記者)
変化の裏側にはこの春から始まった充実したキャンパスライフがあるようだ。
「悠仁さまは4月から筑波大学に進学し、サークル活動に打ち込んだり、ご友人とカラオケを楽しんだりと、学生生活を謳歌されています。悠仁さまの温和なお人柄に惹かれるご友人は多いようで、悠仁さまが所属するバドミントンサークルでは“悠仁さまのことを口外しない”という新ルールが設けられたほどだそう。
大学では高校時代よりも制限の少ない自由な環境下で、ご自分の意思やお考えのもとで行動し、そのうえで多くのご友人に慕われているということが、自信につながったのではないでしょうか」(皇室ジャーナリスト)
悠仁さまの大学生活は始まったばかり。そこでの経験が、ひとりの青年として、そして将来の天皇としての成長を支えていくに違いない。