約6年続いた毎日更新を終了し、不定期更新になることを発表した『もちまる日記』(YouTubeより)

 登録者数200万人を超える人気YouTubeチャンネル『もちまる日記』が、9月7日投稿の動画内で約6年続いた毎日更新を終了し、不定期更新になることを発表した。

『もちまる日記』“動物虐待”として炎上の過去

 同チャンネルはスコティッシュフォールドの「もちまる」「はなまる」と、その飼い主である「下僕」の日常を配信している。

 毎日更新をやめる理由については、「最近、少し仕事が忙しくて編集が追いつかず」と説明。「毎日20時にもちとはなを見るのを楽しみに長年、応援してくださってる皆さんの事を思うと これを報告するのは本当に申し訳ないのですが 多忙の中、さらに編集に追われるよりはもちとはなとの時間を大切にしたいと思い 今後は投稿頻度を少し下げることにしました」と語った。

 動画の投稿頻度については、「日常の可愛い映像はたくさん撮れているので 時間があるときにゆっくり編集を進めて ゆるーく更新させていただけるとありがたいです」とし、さらに「投稿頻度は不定期になってしまいますが これからも変わらず20時に更新する予定です」とのこと。

 最後に「毎日投稿はできなくなってしまいますが もちとはなのニャン生を幸せにするためにこれからも下僕として毎日努めていきますので 今後も何卒よろしくお願いいたします」と締め括った。

 この報告にたくさんの応援コメントが寄せられた一方で、下僕の対応に疑念を抱く声も。実は『もちまる日記』は、過去にたびたび“動物虐待”として炎上している。臆病な性格のもちまるが驚く様子や怖がる様子を、しばしば投稿していることが原因だ。特に大炎上したのは、もちまるに“強炭酸水”を飲ませて驚かせた動画だろう。

活動休止してもすぐに再開

「強炭酸水が原因かはわかりませんが、問題の動画のあとにもちまるは、体調不良で病院に搬送されました。また同チャンネルでは何度か、もちまるが脱水症状を起こしている動画が公開されています。もちまるがあまり水を飲んでいないようで……これは強炭酸水で水に恐怖心を抱いてしまったのが原因ではないかと言われています」(ペット情報誌ライター)

 多くの愛猫家たちは、過去に起こった強炭酸水問題を忘れていない。そのため今回の発表に対しても、

《毎日虐待から不定期虐待へ》

《6年も毎日更新って、猫への負担ほんと酷そう》

《そもそも毎日なのが異常だったと思う》

《もう十分すぎるほど稼いだよね》

《いよいよ弱って見た目に体調不良が隠しきれなくなったから……とかじゃありませんように……》

 など、厳しい声が続出している。

夜中に5回嘔吐して救急搬送された「もちまる」(YouTubeチャンネル『もちまる日記』より)

「『もちまる日記』は数回、活動を休止したことがあります。休止の理由はもちまるの治療のためでしたが、当時はすぐに動画投稿を再開させていました。今回も“ゆるく”と言いながら、結局は頻繁に動画投稿をするのではないかとの声もあります。でも、本当にもちまるの姿があまり見られなくなったら、それはそれで心配ですよね。動画外で猫たちがどのような生活をしているのか、視聴している側はわからないので……」(前出・ペット情報誌ライター)

 チャンネル肯定派も否定派も願うは1つ、猫たちの健康と幸せだ。