『TOKIO』国分太一(左)と松岡昌宏

 9月18日までに、元TOKIOの松岡昌宏が自身のYouTubeチャンネルを更新。3か月ぶりの動画がアップされ、ファンは歓喜に沸いたが、その動画内で松岡が発したコメントが物議を醸している。

10年の歳月が変えた“メンバーへの言葉”

「松岡さんは今回、『豊洲松岡絶賛! なんでも揃う定食屋 万福食堂』と題した動画をアップ。6月に元TOKIOのメンバーだった国分太一さんがコンプライアンス違反で無期限の活動休止を発表してから約3か月。その間、動画の更新は止まっていました。動画冒頭にはカメラに向かって駆け寄り、《待った?》《長らくお待たせいたしました》とコメントし、笑顔を見せていました」(芸能ジャーナリスト、以下同)

 ファンも待望の更新となった今回の動画。さらに動画内で、国分への心境も赤裸々に告白していた。

「撮影中スタッフから《あのあと、太一さんとはお会いしたんですか?》と質問された松岡さんは、《まだ会ってない。これから会う。そろそろ会わなきゃいけないし》と回答。さらに、周囲の人に迷惑をかけたことを念頭に《正直これっぽっちも頭に来てない》と本音を明かしたのです」

 続けて松岡は、「国分さんっていうのはオレの戦友だから。これは変わらねぇし」「元メンバーっていうのは元嫁みたいなもんだから。仮にも1回、一緒に契った人だから」と感慨深く語っていた。

 松岡らしい言葉で国分への思いを吐露したコメントには、ファンから絶賛のコメントが並んだ。しかし、ネットで同時に聞かれたのは、元TOKIOのメンバーである山口達也との対応の差だった。

《山口の時との差がエグいな》
《山口メンバーには猛烈に批判してたくせに》

 2018年に、未成年にわいせつ行為をしたことが発覚してグループを脱退した山口。前出の芸能ジャーナリストが語る。

「当時、山口さんが涙ながらに謝罪会見を行い、《帰れる場所があるなら帰りたい》とコメント。その後、TOKIOのメンバーが会見を開いた際には、メンバー各々が冷静にコメントをするなか、松岡さんは《山口の、あの甘ったれた意見はどこから出るんだろうと正直思いました》と、山口さんの言葉に対して感情を露わにしながら強い口調で批判したのです。また《あなたは病気です、自分の置かれている状況を理解してくれ。悪いのはお酒じゃない》と、山口さんに直接厳しい声をかけたことも明かしていました」

 当時の記者会見での強い言葉は、世間にも大きく響いた。今回の国分への温かなコメントとはかなりのギャップがあるように感じる。

「動画の中では、《頭にきてたほうが楽なんだよ。『何やってんだよ、この野郎!』って言えるから。でも、歳取ったのもあるんだろうな》と年齢的な変化もあると神妙に吐露。さらに、家庭をもつ国分さんへ《これからどうしていく?というほうが大事で》と今ある環境への配慮も。山口さんの騒動から10年近く経つなか、長瀬智也さんも脱退するなど、グループとしても波瀾万丈を経験している松岡さん。試練に向き合って前に進んでいく大切さを自覚したのかもしれませんね」

 表現は違っても、松岡のメンバーへの愛はずっと変わらないのだろう。