上田竜也

「元KAT-TUNの上田竜也さんが主演を務める音楽劇『謎解きはディナーのあとで』は、まもなく東京公演が終了し、10月1日の大阪公演で千秋楽を迎えます。上田さんは毒舌執事の影山を演じているのですが、後半戦に差し掛かった最中、キャストやスタッフに差し入れた弁当が話題になっているんです」(芸能プロ関係者)

櫻井翔からアドバイスを受けることも

音楽劇『謎解きはディナーのあとで』メインビジュアル

 原作は、シリーズ累計発行部数500万部を突破した東川篤哉氏による同名小説。'11年にはテレビドラマ化もされた。

「主演は嵐の櫻井翔さん。上田さんとしては、先輩の顔に泥を塗れないと思い、今回の抜擢にそうとうプレッシャーを感じていたとか。役作りの際に櫻井さんから、“役柄の性格から嫌悪感を抱かれないように気をつけて”とアドバイスを受けたそうですよ」(スポーツ紙記者)

 9月中旬の連休は、1日2公演が続くハードスケジュール。座長は出演者に活力をつけてもらうべく、豪華なステーキやハンバーグが有名な『ミート矢澤』の弁当を、共演している後輩のA.B.C-Zの橋本良亮とともに差し入れしたという。

「ミート矢澤のお弁当といえば、今年の2月にtimeleszの新メンバーオーディション『timelesz project』の稽古中に、候補生を激励するため、木村拓哉さんが差し入れをしたことで大きな話題となりました」(前出・芸能プロ関係者)

「何回か注文をいただいています」

ミート矢澤(HPより)

 STARTO社では、おなじみとなっている豪華弁当。今回の件についてミート矢澤を運営する、株式会社ヤザワミートに問い合わせると、

「上田さんには何回か注文をいただいています。'21年の舞台『Birdland』で、上田さんが主演を務められたときも、オーダーいただいたんです。当時、共演者の方がSNSでその情報をアップされたことで、ファンの方から多くのお問い合わせをいただきました」

 弁当は、いちばんお手頃なものでも、2,000円からと超リッチ。

「弊社のお弁当は、毎日食べるものではなく、大切な方への手土産としてもおすすめしております。今回も選んでいただき光栄です」(ヤザワミート担当者)

 大切な人への気遣いを忘れない上田だが、座長としての信念もしっかり持っているようだ。

「キャストやスタッフに気持ちよく仕事と向き合ってほしいと考えているようです。ただ、やっぱり“兄貴肌”な上田さん。稽古が始まったころは“誰かお腹すいてない?”とほかの出演者に声をかけていたそうです」(前出・芸能プロ関係者)

 20代のころは一匹狼と言われることもあった上田だが、周りの人の些細な変化も見逃がさない繊細な一面も。仲間たちの笑顔を力に変えて、舞台後半戦も走り続ける――。