長渕剛

 長渕剛が家を出て、40歳以上の年齢差がある20代半ばの女性と暮らしているという“不倫疑惑”が報じられた。長渕の“不倫疑惑報道”は初めてではなく、これまでも何度かあるが、以前に比べて世間の反応はいまひとつ。

「男を下げた」長渕剛

 長渕といえば、デビューしてからずっと硬派の“漢”で売ってきたシンガーソングライターだ。作る曲や言動は男臭く兄貴っぽさが溢れている。極真カラテで鍛えた体は厳つく、ルックスもどちらかといえば強面だ。SNSの投稿も勇ましく、過激な表現が目立つ。

 “漢”長渕に憧れてファンになった人は多い。だが、そんな長渕もこのところは大きな話題に上がることも少なくなっており、ここに来て飛び出した“不倫疑惑報道”にファンはガッカリしているという。

「“その歳になってまだそんなことをしてるんだぁ。まあお盛んなことで、元気で何よりです”と揶揄し茶化する声が聞こえます。しかも、言い訳がましくて、潔さが感じられないんですよね。正直、確実に男を下げたと言わざるを得ません」(ワイドショースタッフ)

 ファンは彼の煮えたぎった熱い歌が聴きたいのであって、若い女性との醜聞など聞きたくないはずだし、ファンでなければ、長渕の“不倫疑惑”などまったく興味がないだろう。

妻・志穂美悦子が集めた注目

 しかし、長渕に代わって注目を集めたのが妻・志穂美悦子だ。芸能界を引退したわけではないが、長渕と結婚して表舞台から姿を消していた志穂美が顔を出すのは、決まって夫の“不倫騒動”のときだった。

 マスコミは毎回、志穂美にコメントを求め、その度に「これぞ芸能人の妻」と評価が上がる。彼女は決して夫を貶めたり、愚痴ったりする発言をしないのだ。それは今も同じ。

結婚前の長渕剛と志穂美悦子。志穂美は現在、「フラワーアクティビスト」として活動

 今回、『女性セブン』の取材に対し、志穂美は離婚を否定したうえで、こう答えている。

《結婚生活にはいろんなことが起こるし、37年間、何があっても支えてきました。私も好きなことをやらせてもらっているし、それを理解してくれる彼には感謝しています》

 そんな志穂美は、

「来月70歳を迎えますが、10年からフラワーアートデザイナーの活動をしており、昨年は『鬼無里まり』という名でシャンソン歌手として活動を始めました。9月23日には、加藤登紀子さんと一緒にコンサートをする予定です」

 子どもたちも一人前となり、自分も新しい道を見つけた志穂美は、夫にかまっている暇はないのだろう。

 真の“漢”は長渕ではなく志穂美だったのではないかーー。