香取慎吾 撮影/廣瀬靖士 ヘアメイク/石崎達也 スタイリスト/黒澤彰乃 衣装協力/ジャンピエール(アドナスト)

 9月22日で8周年を迎えた“新しい地図”。主演ドラマやソロツアーを終えた香取に今年の上半期を振り返ってもらった。

今、頭の中はアイデアであふれているから

─主演ドラマ『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』、初のソロアリーナツアーと充実した上半期でした。

「とても楽しかった! でも、まだまだ足りないと思っちゃう。その気持ちが膨らんで、この間ダンサーやバンドのメンバーと打ち上げを『BISTRO J_O』でやらせてもらったの。打ち上げといってもライブ終わりにもやったんだけど、ただ単に愛する仲間たちに会いたかったんだ(笑)。

 その場所でダンサーの子たちにも“ずっとステージに出っぱなしできつくないですか?”と聞かれたんだけど、きついどころか“まだまだやりたかった”って。グループのころからなんとなく2年に1度のツアーだったでしょ。だから、なんとなく同じ流れになっていたけど、自分から発信して前倒ししていこうって最近思うんです。今、頭の中は(アイデアで)あふれているから

─オフの日も全然休めていない?

だいぶ休めてはいます。休めているんだけどいろいろやりたいみたい(笑)。休日でもすべてが仕事につながる時間だと思っていて、それがどんどん強くなってきている。それこそ音楽、ステージ、アートとか頭の中にいっぱいあふれているんですよね。この間も、麻布台ヒルズに行ってすべてのルートを回って、お店を見るというよりも建物の構造ばかり見ちゃう(笑)

─『BISTRO J_O』のクリスマスケーキボックスのデザインを担当されていますが、今年のテーマは?

「あれだけは別物で、何も考えないで今描きたいものを描きました。『週刊文春WOMAN』の表紙とかヤンチェ(ヤンチェ_オンテンバール)のデザインもそうだけど、普段はテーマをもらって描くようにしているんです。でもクリスマスケーキボックスは何も考えずに今描きたいものをニヤけて描いていました(笑)。自分でも楽しんでいるから一番ポップに描けているんじゃないかな

─ファンのみなさんは香取さんの次の発表を楽しみにしています。

みんな僕と同じように今はのんびりしていてくださーい

無限に食べられるものは?

「結構ありそうだけど、最近だとおかき。北海道でもらったんです。ひと袋を1日で食べる(笑)。水分をとる暇もないくらいに食べ続けちゃった(笑)」

自分を動物にたとえるなら何?

いちばん近そうなのはサル! 孫悟空を演じたからとかではなくて、活動的に活発な動きをしていたい。サル山の中でも動きが多いサル。“あいつ1人で何やってんの?”みたいな(笑)。石を運んでこっちにおいて、その間にこっちのボスザルにも挨拶して、水飲んで……みたいなサルになってみたいです