
9月2日にタイへ移住した「TKO」の木下隆行がさっそく炎上している。
「7日にSNSでタイの僧侶が着用している袈裟を着た画像をアップしたのですが、仏教国のタイでは勝手に僧侶のように装う行為はご法度。相方の木本武宏さんといい、ここ数年、コンビでトラブルが続いているように思えます」(スポーツ紙記者、以下同)
木本の“寿司職人”計画
TKOは'90年から松竹芸能に所属し、実力派コンビとして活動していたが、'19年から歯車が狂い出す。
「木下さんが後輩にペットボトルを投げつけるなどのパワハラ行為があったことが大々的に報じられ、'20年3月に松竹芸能を退所。続く'22年7月には木本さんが芸能界を中心とした知人から総額7億円の大金を集めて資産運用を行うも、投資を任せていた人物から返金されなくなるといったトラブルが明るみに出て、木本さんも松竹芸能を退所することになりました」
フリーとなった2人は、'23年からコンビ活動を再開。全国を回ってコントを披露するツアーを行っていたが、木下がタイに移住したことで、それもストップ。
「実は木本さんも今年5月ごろ、新進気鋭の寿司店で修業して、寿司職人を目指すという計画があったのです」(芸能プロ関係者)
「ライブがしたい」取り戻した心
木本もお笑いとは別の道を模索していたのか。本人に直接話を聞いてみると順を追って話してくれた。
「まず、'24年11月に僕がレンタルスペース事業を始めまして。そこで相方と一緒にイベントなどできればと考えていたのですが、今年2月に木下からタイに拠点を移すと打ち明けられまして」
新事業の立ち上げ早々、相方の国外移住がわかった木本。そんなときに浮上したのが“寿司職人”計画だった。
「自分で握ったお寿司を、自分のイベント中に振る舞ったら面白いかなと思ったんです。ただ、お寿司の修業は生半可な覚悟では挑めず……。代わりに今は、友人と一緒にたこ焼きを振る舞うイベントやトークライブをやっています。お寿司もいつか再挑戦したいですね」(木本、以下同)

レンタルスペースの事業は無事に黒字化。金銭的な問題も、協力者の助けもあり解決しているという。
「最近は地方でも、たこ焼きを振る舞うイベントを行うようになりました。本当は今年も相方と全国コントツアーをする予定でしたが、今は僕がたこ焼きイベントとトークライブで全国を回って、また一緒にツアーができるよう地盤をつくっていきたいんです」
トラブルを経て木本は“お笑い愛”を取り戻したようだ。
「以前の僕は何をしたいのか見失っていたから、投資に熱を上げたんだと思います。今の自分がやりたいことは“全国のお客さんの前でライブがしたい”。その一心です!」
木本の第二のお笑い人生は始まったばかり!