
元ロンドンブーツ1号2号の田村淳による大阪・関西万博に対する“手のひら返し”な対応が批判を集めている。
予算の増え方を揶揄するキャップを制作
田村は9月20日のXで、仕事で万博会場を訪れた様子を報告。《大阪万博…開催前は予算がどんどん上がることに否定的でしたが、開催したのならみんなで応援しようと発言していました。今回、仕事で万博に行ってきましたが…ごめんなさいとても楽しかったです。閉幕まで1ヶ月切りました!》と感想をつづっている。
ポストにはパビリオンのほか、大屋根リングなどの見どころをダイジェストで紹介する映像も沿えているのだが、田村自身も書いているように、もともと万博に否定的な立場を取っていたため、ネット上ではツッコミの声が相次いでいる。
《みごとな風見鶏だな》
《さすがにちょっと…何この人…》
こうした声が寄せられる理由をスポーツ紙記者が語る。
「田村さんは万博に関しては特に膨れ上がる予算に関して疑念を示していて、“1250→1850→2350 Axtushu”と予算の増え方をプリントしたキャップも販売していました。そのため、仕事だったとはいえ万博を楽しんだポストに疑問の声が相次いだのでしょう」
ネット上ではビジネスに関する批判も見られる。
《ホントなにが腹立つかって予算上振れの批判にのっかって自社ブランド宣伝してたってとこですよ。このキャップを購入した人たちはどんな気持ちで今の田村さんを見たらいいんですかね。ただのビジネスアンチだった》
近年の田村はお笑い芸人よりも、社会派の文化人としての活動が目立っていた。
「田村さんはインターネット番組『ABEMA Prime』のMCを務めるほか、時事ニュースを取り上げるラジオ番組『田村淳のNewsCLUB』のパーソナリティーを務めています。2025年6月にロンブー解散を発表後は、新たに経済メディア『XU』を立ち上げるなど、その色がより強まっています」(前出・スポーツ紙記者、以下同)
今回の“手のひら返し”は今後の活動に黄信号がともる可能性があるという。
「かねてより田村さんは“政界進出”も取り沙汰される人物。もし本当に進出するのなら、自分のスタンスや信念を明確に示す必要があります。もちろん、万博へ行ってみたら楽しかったといった感想を持つのは自由ですが、批判グッズまで制作・販売していたため、これまで田村さんを応援していた人々を失望させる結果になったのでは」
田村は自身に向けられる“ビジネスアンチ”、“風見鶏”といった批判にどう向き合うのか気になるところだ。