
10月11日から開催される炎上をテーマにした “日本初”の体験型展示イベント『炎上展』(東京・Mixalive TOKYO)が、タイトルどおり炎上している。
『炎上展』のポスターが炎上
開催に先駆け、9月22日に同イベントのポスターが公開。コンビニのアイスクリーム用冷蔵庫に、女性と思われるワンピース姿の長髪の人物が寝そべるイメージイラストが使用されている。
イラストの構図が2013年に問題となった高知県内のコンビニで男性従業員が行ったバイトテロと激似だったこともあり、
《これさ、男の仕業だったよね?なんで女にすり替えてんの?》
《実際にやっていたのは男なのにポスタービジュアルは女にすり替えて炎上するというこの宣伝そのものが「炎上を身をもって体験できる炎上展」ってこと?》
と批判が。一方で、
《(バイトテロは)女さんもやっていた事が発覚》
と、過去に問題となった女性ユーザーの投稿を添えて反論するSNSユーザーも。

「“バカッター”(バカとTwitterをかけ合わせたネットの造語)が問題になった2013年には、男女問わずさまざまな問題行為が炎上しました。しかし、ポスターのような構図で炎上したのは男性ユーザーの投稿でしたからね。女性らしき人物に“改変”されたポスターに、不快感を示す人がいても当然でしょう」(ITライター)
一方で、同イベントの公式サイトの《よくある質問》コーナーでは、
《展示はすべてフィクションです。実在の人物や団体、出来事とは一切関係ありません》
と記されていることから、「実在の事例と結びつけないようにするため、あえて変更したのでは?」とITライターはフォローする。
「ほかの炎上体験がどのようなものがあるか分かりませんが、実在の事例のまんまにすると、モチーフになった人たちからクレームが届く可能性がありますからね。開催場所は池袋のビルの一角にある会場で、大規模なイベントではありません。裁判沙汰などを避けてポスターや展示はあえて“改変”しているのではないでしょうか」
同イベントのプロデューサーは、
《炎上にどう備えるか、どう向き合うかを考えるきっかけを持ち帰っていただければ幸いです》
とコメントしている。今回のSNS上での炎上もすべて想定済みかも?