小川晶前橋市市長(前橋市公式YouTubeより)

 9月24日の夜、緊急会見を開いた群馬県前橋市の小川晶市長。市長は今年2月ごろから、市の男性職員とホテルで“打ち合わせ”をしていたと一部で報じられたが、これを認め、謝罪を行った。

前橋市長の既婚部下ホテル密会

「市長はこれまで10回以上もホテル打ち合わせを行ったことを認めましたが、男女の関係は否定。この男性職員には公私に渡る相談に乗ってもらったそうです。

 会見では、男女関係がなかったという無茶苦茶な言い分を突っ込まれましたが、市長は“なんかその通りとしか言いようがない”としつつ、“本当に考えが足らない判断だった”と反省の弁を述べていました。自身は未婚の身ですが、お相手の男性職員は既婚者。信頼を取り戻すのは難しいでしょうし、辞任は免れないと思います」(全国紙社会部記者、以下同)

 ホテルの滞在時間は平日、休日ともに2~3時間程度だったという。この報道に対し、ネット上では、

《どんな相談やねん》
《私費か・・・・・でも原資は税金》
《いやいや男女の関係は無いって無理あるでしょ 相手の奥さん絶対信じて無いって》

 という意見が上がる一方で、

《前橋市の会議室でもいいでしょ。コレで乗り切れるはずない》
《市長室で打ち合わせできる気がする…》
《あの…前橋市って会議室とかないんですか?》
《何のために市長室が役所内にあるのかね 仕事の部屋はちゃんとあるのに》

 などのコメントが散見された。

「市長は“安心して話ができる場所”としてホテルを選んだと釈明していました。会見中、会議室でよかったのではという質問が飛んだ際は、特定の職員と長時間いることをどう思われるかを気にしていたとし、自身が泣いてしまったり、感情的になることもあり、そうした姿を見られたくなかったと説明。ただ、この苦しすぎる弁明を信じる人はいないでしょうね」(前出・全国紙社会部記者)

 前橋市に会議室はいくつあるのだろうか。市に問い合わせてみると、

「市長のいる秘書課には8人が在籍しており、市長室のほかに、市長専用の打ち合わせスペースが1つ、ほかにも応接室のような部屋が2つあります。この会議室は秘書課以外は使用できないことになっています」(前橋市職員課担当者)

応接室のような場所で会談する小川晶市長(本人インスタグラムより)

 秘書課には問い合わせが殺到しているが、「転送しないでくれ」と言われており、職員課はバタバタだという。

「昨日の記者会見を行う前に、“報道に出るので対応してください”とアナウンスがありましたが、我々職員も詳細を知らない状況です。報道が出たのが昨日の夕方。業務時間外でしたが、午前中までですでに50件~100件程度のお問い合わせをいただいております」(前出・前橋市職員課担当者)

 市民や市の職員を混乱に陥れた市長と該当職員。厳しい処罰が待っていることだろう。