
9月28日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に女優の深津絵里が出演し、久々の地上波テレビ出演で話題を呼んでいる。さらに52歳とは思えない若々しい美貌がおさめられた番組の公式Instagramも注目を集めている。
朝ドラでの縁が結んだ映画出演
「この日は、公開中の映画『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』の封切を記念して、監督・脚本・編集・出演の4役を担うオダギリジョーさん、同作で主題歌を担当した音楽ユニット『EGO-WRAPPIN'』のギター、ドラム担当の森雅樹さん、そして同作に出演している深津さんと3人でトークしました」(芸能ジャーナリスト、以下同)
番組では深津が故郷の大分から14歳で上京した理由や、小学校時代に当時人気のアイドル・石野真子が大好きで、彼女のチャーポイントが八重歯だったため八重歯になりたいと思っていたエピソードなどを披露した。
めったにトーク番組に出演しない深津の話に視聴者からは《深津絵里さんのフリートークなんて見たことないから新鮮!》といった驚きの声が相次いだ。

さらにデビューから約40年、変わらぬ美しさに、
《52歳とか信じられない…》
《全然変わらないというか、今の方が美しいって何事なの》
《美貌すぎて話が入ってこない》
と、ため息が漏れている。そんな彼女が今回、テレビ出演を決めたのはオダギリとの深い信頼関係があったという。芸能プロ関係者はこう語る。
「オダギリさんにとって深津さんは憧れの女優でした。2021年の朝ドラ『カムカムエヴリバディ』で2人は初共演したのですが、彼はこの出演を決めた理由として『深津さんとお芝居をしてみたいという気持ちだけだった。深津さんじゃなかったら、きっとやっていなかった』と告白していました」
4年ぶりの再共演作品が、オダギリ自ら手掛ける今回の映画となったのだが、ここに至る過程でも、不思議な縁がある。
「同作はもともと2021年から2022年にかけてNHKで放送されたドラマが原点。こちらもオダギリさんがディレクションしていたのですが、『カムカムエヴリバディ』の撮影時期に『オリバー』シーズン1がスタート。深津さんが『すごく面白かったです』と感想を伝えてきてくれたのだとか。当時オダギリさんはシーズン2の脚本に着手していた時期。そこで、『深津さんだったらこういう事が起きたらどうします?』と相談を持ちかけるなど、創作面でも交流を深めていたというのです」
今回の映画版の脚本執筆に際しても、オダギリはまだ深津がオファーを引き受けるかわからない段階で、彼女に役柄を当て書きしていたという。
「結果的に深津さんはオファーを快諾し、みごと出演してもらうことに成功。深津さんにとっても、2017年の『サバイバルファミリー』以来8年ぶりの映画復帰作となったのです」
そして今回の『ボクらの時代』出演も、オダギリが深津をオファーしたことで実現したという。信頼関係が生んだ名女優の待望の地上波出演は、多くのファンにとって貴重な機会となったようだ。