
秋篠宮さまご夫妻の長男である悠仁さまは、9月24日、25日に大阪・関西万博の会場を視察された。今回の訪問は悠仁さまにとって初の単独地方公務となる。黒のスーツに白のシャツという装いで今回のご公務に臨まれた。
“皇室ジョーク”が話題
「最初に悠仁さまが訪問されたのは日本館。海中の微生物によって分解される“生分解性プラスチック”に関して、悠仁さまは“分解されて最終的にはどうなっていくんですか”などと質問をするなど強い興味を示されました。
また、館長の話に笑顔でうなずきながら、真剣に耳を傾ける様子も見られました。その後、水をテーマにデザインされたベルギー館では、天上から流れる水をご覧になられました」(皇室担当記者、以下同)

ご訪問2日目となる25日は、大屋根リングや関西パビリオンをご視察。午後からは父の秋篠宮さまも合流し、オランダ館・タイ館・コモンズD館を訪問された。
コモンズD館の中にあるブータンの展示スペースでは、秋篠宮さまが質問するのを悠仁さまは楽しそうに聞かれており、案内を担当した女性スタッフの目線に合わせて、腰をかがめる場面も見られた。悠仁さまは「大変楽しい思い出があります。とても懐かしい」と英語で述べられたという。
「悠仁さまは、2019年の中学1年生の夏に秋篠宮ご夫妻と私的な旅行としてブータンを訪問しています。当時、現地では悠仁さまとブータンの王子とのツーショットが話題になりました。6年前のブータンへの旅行は悠仁さまにとって初めての海外体験でもあり、印象に残っているのかもしれません」
そんな中、今回の万博訪問で、悠仁さまのある発言が注目されている。悠仁さまが大屋根リングに上った時、会場の面積が約155ヘクタールと説明を受けた際の「(約115ヘクタールの)皇居より広いですね」というコメントである。
この悠仁さまならではの返しにSNS上では、
《皇居の大きさ覚えてるのおもろい》
《比較対象が皇居ってのがロイヤルすぎる!》
《万博行ってうちの敷地より広いんか〜は言ってみたい》
と“皇室ジョーク”として大きな反響を呼んだ。もう一つ人々が関心を寄せたのは悠仁さまが訪問された“時期”だ。
「現在、大阪・関西万博は来場予約の枠が閉幕の日まで埋まっている状態です。それを踏まえ、なぜこの時期に訪問されるのかなどと疑問の声も上がっていました。
しかし、秋篠宮さまは万博の名誉総裁でもあるので、万博視察は当然のことだったのでしょう。また、悠仁さまが成年式を終えて学校が始まるまでの夏休みの間に行くとなると、このタイミングしかなかったのかもしれません」
成年皇族として初の単独公務を終えられた悠仁さま。今後増えるであろう公務で見せる姿にも期待が高まる――。