
9月27日放送の『タイムレスマン お伊勢参り東海道中! 脱落旅SP!』(フジテレビ系)に出演した元NEWSの山下智久の振る舞いが視聴者から高い評価を受けている。
会話の流れを崩さず自然と一礼の山下智久
山下は、timelesz発足のきっかけとなったNetflixのオーディション番組『タイムレスプロジェクト』で、メインテーマ『Anthem』の作詞・プロデュースを担当した、timeleszにとってのいわば“恩人”的存在だ。
「番組では、そんなtimeleszのことをチェックしすぎた結果、SNSで“おすすめ”にtimeleszが上がってくるようになった山下さんが逆に『興味ないボタンを押した』と笑いを誘うなど、後輩たちを和ませていました。さらにオリジナルの心理ゲーム“信頼じゃんけん”で負け、センブリ茶の10倍濃度の罰ゲームドリンクを飲む姿に、ファンも新鮮さを感じていたようです」(放送作家、以下同)
そんな彼の所作が注目を集めたのは、番組後半の伊勢神宮の参拝シーンだったという。
「彼は1つめの鳥居の前で、『気が引き締まる』と言いながら一礼。あとに続くtimeleszのメンバーも一礼していました。二つめの鳥居では、メンバーとトークをしながら歩いていた山下さんが、くぐる際に会話の流れを崩さず自然に一礼していたのですが、他のメンバーはそのまま通り抜ける姿がオンエアされたのです」
これを見た視聴者からは、
《山Pだけお辞儀してる風に切り取られてて悪質だな……と思って映像見たら本当に誰もお辞儀していなくて草》
《こういうところよ…こういうところ こういうところに山Pの常識や人間性が普通にでてくるんですよね~》
など、そのマナーに感心する声が相次いでいた。芸能ジャーナリストはこう語る。
「芸能人は、公の場での振る舞いがそのまま評価につながります。鳥居をくぐる際に一礼するのは神社での基本的な礼儀作法。山下さんが何気なく見せた自然な一礼は、視聴者に“常識人”としての印象を強く残したのではないでしょうか」
一方、timeleszは新体制での活動において課題も抱えている。
「新メンバー5人のうち、橋本将生さん、猪俣周杜さん、篠塚大輝さんの3人は一般応募から選ばれた異例のデビュー組です。原嘉孝さんと寺西拓人さんは事務所出身ですが、一部の古参ファンからは“一般人”と揶揄されることもあり、厳しい視線にさらされています」(前出・芸能ジャーナリスト、以下同)
続けてこう指摘する。
「今回の放送は、timeleszにとって学びの機会になったはずです。山下さんのような先輩と共演することで“芸能人としての立ち振る舞い”を間近で見ることができたわけですから。何かと揚げ足を取られやすい時期だからこそ、こうした細かい所作や態度がより大切になってくるでしょう」
勢いに乗るtimeleszにとって、芸能人としての“作法”を考えるいい機会になったのではないだろうか。