菊地亜美 撮影/佐藤靖彦

 今年11月29日(土)・30日(日)、タレント・菊地亜美がプロデュースする親子向けイベント『MAMARIAL fes. 2025』が開催される。子どもが自由な発想で遊べる屋内キッズパーク『PLAY! PARK』とのコラボやオリジナル遊具、ワークショップなどで親子一緒に特別なクリスマス体験ができるという。

自分に似ている“おませ”な長女

 菊地は現在、5歳と0歳のお子さんを持つ2児の母。自身が“本当におすすめできるもの”をピックアップし、自らアポイントを取り、会議に参加するなど、かなりの熱量を注いでいるイベントになっているそうだ。

「普段から、妊娠中のママさんにおすすめの育児グッズを紹介したり、遺伝子検査の話をしたり、困っているママさんたちに“ただ伝えたい、紹介したい”と思うモノ・コトが多いんです。それをYouTubeやSNSにアップすると、ありがたいことに反響があって。

 そうした便利グッズをおすすめできる場が欲しいなと思ったのが開催しようと思ったきっかけですね」

 と話す菊地。自身の子育てについて聞いてみると、「長女が今の自分に似ている」といい、こども用の遺伝子検査では『言語能力』に関しては、99パーセントの結果が出たという。

「私も夫もおしゃべりなこともあってか、喋り始めは早かったんです。2,3歳ぐらいの時にも周りから“よく喋るね”とは言われていたのですが、なにせ初めての子育てなので、それが普通だと思っていて…。ただ、幼稚園に入園した時から私の子ってわかるじゃないですか。そしたらママ友とかに、“あの子が亜美ちゃんの子でしょ”って言われて、喋ったら私の子ってわかるってぐらいなんですって(笑)。

 超のつく“おませ”で、最近は次女に“もうさ、元気なのはいいんだけど”と口癖のように言うのですが、これも私がよく口にする言葉なんです。真似しているんじゃなくて、うつっちゃっているんでしょうね」

バラエティ番組への思い

 子どもが生まれてからは土曜日と日曜日は仕事を入れず、家族の時間を大切にしているという菊地。バラエティ番組の印象が強かった彼女の変化にはいろいろな疑問が浮かぶ人もいるようだ。

「“昔は体張っていたけど、今はママさんな感じなんですね”とよく言われます。でも、全然やるんですよ(笑)。物理的に稼働時間が減ってしまったので、夜は出られないこともありますが、“できますか?”と聞かれたら、“はい、できます”と即答ですね(笑)。

 バラエティは細く長く頑張りつつ、ママさんに関するお仕事も少しずつ増やせていけたらいいなと思います」

菊地亜美 撮影/佐藤靖彦

 近所のママさんとも良好な関係性を築けており、今ではその時間が日ごろの“息抜き”の大切な時間になっているという。

「ママ友とは習い事やお受験の話をしたりします。この業界に入って、20年近く経ちますが、これまで違う業界の人とお話しすることはほとんどなかったんです。

 最初は、ママ友という関係性について、“正直、めんどうくさそうだな”と思っていましたけど、今はとっても楽しく過ごさせてもらっていますし、悩みを共有できるありがたい場になっています」

 その一方で、子育てには“さみしさ”を覚えることがあるそうで――。

「うちは子どもは2人で完結と思っているんです。“2人で終わり”と思うと、急に2人目のあかちゃん時期が“もう最後の赤ちゃんの子育てなんだ”と悲しくなりました。大きくなってからの方が遊べることは増えるという楽しみもありますが、一方で“最後”という気持ちも強くて…」

 子育てにお仕事。その両立に悩まされることもあるだろうが、菊地は「今が一番楽しい」と話す。

「もちろんバラエティばかり出ていたときも楽しかったのですが、毎日何か提供しなきゃという使命感があって、“これがずっと続くのかな”という漠然とした不安はあったんです。でも、今はライフスタイルに沿って、あんまり気負いせずに仕事ができているのかもしれません。

 手の届かない女優さんでもないし、プライベートを公表してないタレントさんでもないし、“身近なママ友”くらいの感覚でいてもらえたらと。熱狂的なファンになってもらわなくてもいいので、少しでも気にかけてくださったら本当にうれしいですね」

“身近なママ友”に会える『MAMARIAL fes. 2025』。ぜひ、お子さんと一緒に足を運んでみてほしい。


菊地亜美プロデュース『MAMARIAL fes. 2025』はこちら
https://mamarial.com/

『MAMARIAL fes. 2025』公式インスタグラムはこちら
https://www.instagram.com/mamarialfes/