「少年隊」錦織一清

「少年隊」のメンバー・錦織一清が演出を務める舞台『ル・ゲィ・マリアージュ~愉快な結婚』が9月28日、大盛況のうちに幕を閉じた。

「今回で4度目の上演となるコメディー作品です。STARTO ENTERTAINMENTの室龍太さんが主人公を演じて、全19公演が行われました。室さんは、関西ジャニーズJr.出身で、現在は俳優として舞台を中心に活躍しています」(スポーツ紙記者、以下同)

 室にとって錦織は“芝居を始めたきっかけ”の存在で、

錦織さんのことを慕っているため、今回の出演を喜んでいました。一方の錦織さんも、自身が手がける舞台で共演するたびに、室さんの成長を実感しているそうです

 錦織は2020年末をもって旧ジャニーズ事務所を退所しているが、

「約5年がたっても、今回の室さんのように、自身が手がける舞台に“古巣の後輩”を頻繁に起用しています。例えば、7月に上演された舞台『あゝ同期の桜』では、中山優馬さんが主演を務めました」

 また、10月22日にアルバムがリリースされる錦織とパパイヤ鈴木によるユニットの新曲MVには、

「元ジャニーズJr.で現在は滝沢秀明さんの事務所『TOBE』に所属する大東立樹さんが出演しています。このように、錦織さんは旧ジャニーズ事務所で活躍していたタレントとの関わりを持ち続けています」

引退後も錦織と交流続ける元Jr.

 こうした関係が続いている裏には、彼なりの“信念”があるという。

「錦織さんは、演劇界の未来のために次世代を育て続けたいという思いを強く持っているんです。1986年から2008年まで主演を務めて、少年隊がライフワークとして取り組んでいた舞台『PLAYZONE(プレゾン)』などで、多くのジャニーズJr.と共演してきました。後輩たちが成長していく姿を間近で見ていたことで、後進の育成への思いを抱くようになったのかもしれませんね」(演劇関係者)

'99年7月、舞台『PLAYZONE』のゲネプロで大勢のジャニーズJr.をバックに踊る少年隊

 そんな“兄貴”としての一面を見せるのは、今も表舞台に立ち続ける相手だけに限らず……。

「芸能界を引退した後輩とも、関係が続いているそうです。特に、『They武道』というJr.のグループで活動して、プレゾンなど数多くの舞台で錦織さんと共演した高橋竜さんとは、今でも仲がいいんだとか。相談や近況報告があると高橋さんが錦織さんに連絡をして、一緒に飲みに行くそうです」(芸能プロ関係者)

 高橋さんは現在、飲食店を営んでおり、

9月にバーをオープンさせた際には、律義に祝い花を贈っていました。錦織さんは“高橋さんの面倒を一生みる”と周囲に話しているそうで、高橋さんの店の近くで仕事があると、顔を出すこともあるようです」(常連客)

 錦織の愛情は“君だけに”ではないみたい!