三原じゅん子氏

 高市早苗氏の勝利で幕を閉じた自民党総裁選。その余韻が残る中、思わぬ注目を浴びているのは、敗れた小泉進次郎氏率いる“小泉陣営”だ。

小泉進次郎陣営の“コラ画像”が話題

 発端は、小泉氏が《最高のチームでした》とXに投稿した集合写真。選挙戦を支えたメンバーの笑顔が並ぶ中、ひとり、カメラから顔をそむける“女性らしき影”が──。

「明るいブラウンのショートカット……これ、三原じゅん子氏では?」との指摘がSNSで拡散し、敗北直後に身を隠すような姿勢に“潔くない”との声があがった。

 すると今度はネットユーザーが“追い加工”を開始。《小泉氏の最高のチーム写真なのに三原じゅん子議員が隠れていたので、別枠に貼り付けておきました》と、三原氏の顔を右上にコラージュした画像が拡散。まるで“卒業アルバム撮影日に欠席した生徒”のような扱いに、コメント欄は皮肉と笑いであふれた。

卒アル風に合成される三原じゅん子氏(Xで拡散されている投稿より)

《卒業アルバム(意味深)》
《しかし、小泉からの逃げ足早いな》
《優しすぎ。一番目立って御本人も幸せかと》
《勝ってれば最前列に来てただろうな、逃がさないぞ》

 さらに「他にも写っていない議員がいるのでは」との指摘から、木原誠二氏、牧島かれん氏、河野太郎氏、岸田文雄氏らの顔を並べて“別枠で補完”したバージョンまで登場。「欠席者補完版」としてアップデートされている。

「集合写真に姿が見えない小泉陣営の中心メンバーと見られていた面々が軒並み“別枠行き”になり、ネットでは“親切な作業だ”と笑いを誘っています」(政治ジャーナリスト)

 三原氏は9月16日、横浜市内での政治資金パーティーで小泉氏支持を明言し、「子どもや若者の政策に力を入れてくれる総裁に頑張ってもらいたい。小泉氏を全身全霊で支える」と語っていた。

 だが、今ネットで話題なのは“支え方”ではなく、“隠れ方”のようだ。