
自民党の高市新総裁誕生で盛り上がる中、問題が解決しないまま市民を悩ませ続けている群馬県前橋市の小川晶市長のラブホ騒動。
市長は6日に行われた定例会見に出席し、記者たちから部下の既婚男性とのラブホテル密会についての質問攻撃にあった。

「進退についても厳しく追及されていましたが、やはり質問のメインは“なぜラブホだったのか”だったと思います。またどちらが提案したのか、そのリスクを考えなかったのかを中心にかなりストレートな質問が飛び交いました」(一般紙記者)
進退について小川市長は「反省を含めて、考える時間をいただきたい」と明言を避け、質問は「なぜラブホ」に集中。
場所が場所だけに「どちらが提案したのか」と言う質問には「男性職員の方からです」と言い「なぜそれを受け入れたのか」に対して「その職員を信用していた」と答えるに留まった。
この部下である既婚男性との間に「男女の関係はない」としながらも夕飯を持ち込み、10回以上もホテル内で相談や“打ち合わせ”をしていたふたり。一緒にホテルに入る間柄ということは相当近い関係だと思われる。が、市長は2度に渡りホテルに誘ったのは相手側だと会見の場で明かしている。
小川市長「ホテルは安全な場所」
「9月24日に行った謝罪会見でも、自分は『“(私の)自宅でも“と言ったが“職員の方が自宅以外の場所で、ということでの提案だった』と、ホテルに誘ったのは男性側だと言いました。6日の定例会見でも、『当該職員から提案をされたときにですね、私がしっかりと断っていればよかった』と、あくまでも誘ってきたのは相手側だと、ここでも強調しています。この発言だけを聞くと、あくまでも自分は誘われたから行った、と捉えられても仕方ありません」(同前)
「提案されたから行った」しかし騒動になってしまった今は「断っていればよかった」と、市長らしからぬ脇の甘さ。

さらに6日の会見で「自宅よりラブホの方がリスクが大きいのでは?」という質問に対しては「周りの目を気にしなくて話ができる場所ということで、安全な場所というような認識でおりました」と、ラブホテルは「安心な場所」だと述べたのだ。
これには《さすがに無理がある》《ラブホは見られた場合一発アウト》《自宅とラブホの2択の時点で意味不明》《全国民が納得できません》《正しい判断ができないリーダー》など、男女が相談の場としてラブホテルを選択すること自体が一般常識とかけ離れていると、批判の声が止まない。
全国民が首を傾げ、多くの前橋市民は「出直し」を希望しているこの騒動。これ以上、拡大・延長させないためにどうするべきか。小川市長の進退に注目だ。