のん

 10月7日放送のバラエティー番組『あのちゃんの電電電波』(テレビ東京系)に、俳優で歌手ののんがゲスト出演した。学生時代を振り返ったが、その内容にネット上では《話盛りすぎだろ》などとツッコミが相次いでいる。

のん、朝食に白ごはんを「6合」

 同番組はアーティスト・あのがMCを務める音楽トークバラエティー。霜降り明星・粗品扮するキャラクター・ササキとともに、毎週ゲストを迎えてゆるいトークをくりひろげている。

「2023年4月から放送がスタートし、今年4月に放送100回を達成。ゲストが楽曲を披露するだけでなく、あのさんと交わされる不思議なやりとりも見どころです。10月7日の放送では『2文字トークルーレット』と題した企画が行われました。『つみ(罪)』『よく(欲)』などとテーマが書かれたルーレットを回し、止まった2文字について、のんさんとあのさんが質問し合うというものでした」(テレビ誌ライター)

 最初のテーマは「かこ(過去)」で、あのが「しんどい時とかつらい時、どう乗り越えてきた?」と質問。のんは「おいしいものを食べたり、表現すること」で解消するといい、つらい記憶は引きずらないタイプだと話していた。

「『かね(金)』というテーマでは、ササキ(粗品)がのんさんの貯金額について“まあ、億はあるよ”“朝ドラのギャラわからんなあ”とかなりツッコんだ発言をして困らせていましたね。そんな中、ネット上で注目を浴びたのは『テンションが上がるごはん』の話。のんさんは“白いごはん”と答え、中学生のときに“すっごいお腹空いて、朝に(1人で)6合食べてました”と衝撃の過去を明かしていました」(前出・テレビ誌ライター)

“のんワールド”炸裂

 当時は部活をやっていたため「お腹空いてしょうがない」状態だったとか。もともと炊かれていた3合分を食べきり、両親が家を出たあとに追加で3合炊いて食べていたそうだ。これには、あのと粗品も驚愕していた。

「6合というと、お茶碗に普通盛りで10杯程度。食べ盛りとはいえ、朝だけでこの量を食べるのはかなりの“大食い”でしょう。ネット上には面白がる声もありましたが、《さすがに話を盛りすぎだと思う》《追加で炊いた分も朝食べるの? 普通そんなにすぐお米炊けないと思うんだけど》とのツッコミも。なかには《ウソまでついて話題になりたいのかな……》といった辛辣な声もあります」(スポーツ紙記者、以下同)

のん

 のんといえば、個性的なファッションや斬新なアート作品で注目を集めることもしばしば。ファンからは“のんワールド”として愛されている一方、一般層にはなかなか理解されにくい部分もありそうだ。

「『電電電波』の発言も“のんワールド”の一部かもしれませんが、視聴者からは《ウソっぽい》と思われてしまった様子。とはいえ、この非現実な感じがのんさんの魅力ともいえますね」

 食べすぎと盛りすぎには気を付けて、これからものんらしく活動してほしいものだ。