写真左から目黒蓮、福田雄一監督

 目黒蓮が主演を務め、同名の人気漫画を実写化した映画『SAKAMOTO DAYS』('26年GW公開)で監督を務める、福田雄一のX投稿に批判が相次いでいる。

福田雄一監督の目黒蓮主演映画

《お約束していたSAKAMOTO DAYSで「目黒蓮のためなら命賭けてもいいと思った話」なのですが、不快に感じる方もいらっしゃるみたいなので、公開前の取材とか、舞台挨拶の時にでもお話させて頂きますね。

 代わりといってはなんですが、僕のお気に入りの一枚を!すでに解禁されている伝説の殺し屋時代の坂本の撮影中、手に持っていたナイフをカッコよく蹴るアクションで間違ってカメラの三脚を蹴っちゃった時の目黒くん「わーっ!三脚蹴っちゃったーっ!」の「わーっ!」のところです》

『SAKAMOTODAYS』原作ファンを中心に批判が殺到した福田雄一監督の投稿(本人のXより)

 撮影中の目黒の写真を添えてこう投稿した福田監督。この投稿の引用欄では、

《上の数行いらないし、サカモトデイズじゃなくて目黒蓮の話しかしないからリスペクト感じられなくて批判されてるんやろ》

《原作があってそれを実写化するのだから、その作品への思いを聞きたいんじゃないの? 原作ファンの人達は。目黒蓮の話じゃなくてさ》

《「目黒蓮のためなら命賭けてもいい」とか正直原作ファンからしたらどうでもいいしそこまで言うなら実写化で好き放題するんじゃなくて自身が1から制作したオリジナルの作品でやってほしい》

 と、原作にリスペクトが感じられないことに批判が殺到することに。

「『SAKAMOTO DAYS』の実写化が発表された際の公式コメントで長々と目黒さんへの想いを語ったものの、原作への言及が一切なかったんです。ただでさえ人気漫画の実写化は批判されやすいのに、福田監督が過去に実写化した作品も原作ファンから“改悪された”と評価が低いものが多いですからね。それで原作へのリスペクトが感じられないコメントを連発していたら、バッシングされても仕方ないでしょう」(映画ライター)

 興行収入38億円を突破した『銀魂』シリーズなどヒットメーカーとして知られる福田監督だが、何かと批判を集めやすい人物だ。

「“福田組”と呼ばれる佐藤二朗さんやムロツヨシさん、橋本環奈さんなど毎回同じような顔ぶれだったり、俳優たちに過剰に変顔をさせ、原作を良くも悪くも大胆にアレンジすることに対して不快感を示す人も少なくない。また俳優たちとの距離が近く、SNSでファンが求めていないオフショットやプライベートショットを投稿するので、定期的に炎上していますね」(スポーツ紙記者)

 今年8月時点でコミックスの全世界累計発行部数は1500万部を突破するなど、人気の高い『SAKAMOTO DAYS』。完成した映画には批判が起きないといいが……。