
10月1日からスタートしたSixTONESと東北新幹線のコラボレーションキャンペーン「Enjoy! SixTONES, Enjoy! ShinKANSEN.」。
SixTONESと東北新幹線のコラボ
その一環で、東京駅と上野駅、大宮駅の新幹線ホームで、来年3月31日まで『Shine with U』のアレンジメロディが発車メロディとして使用される予定だったものの、開始からたった9日間で中止になったことが発表された。
《ホーム上で「柄の長い集音マイク」を使用して録音を試みる方が目立つようになり、安全面での懸念が生じました。新幹線の運行には高圧電流が使用されており、架線に触れなくても近づくだけで感電する恐れがあるほか、周囲のお客さまへのご迷惑にもつながる可能性がございます。弊社では、注意喚起の案内放送や巡回警備などの対策を講じてまいりましたが、安全を最優先に考え、タイアップ曲の発車メロディの使用を中止し、元の発車ベルに戻すことといたしました》
中止発表の前日である9日には公式Xで、
《ホーム上で柄の長い集音マイクを使用し録音する行為は大変危険です。列車の運行には高圧電流が使用されており、架線に近づくだけで感電する恐れがあります。また、他のお客さまのご迷惑にもなりますので、このような行為は絶対におやめください。ご協力よろしくお願いいたします》
とアナウンスされていたほか、駅のホームでも同様の注意喚起のアナウンスが流れていたものの、迷惑行為が止まらなかったようだ。

キャンペーンを楽しみにしていたSixTONESファンだけでなく、鉄道ファンからも苦言を呈する声が上がっている。
《鉄オタから見れば「音鉄」(音を録音をして楽しむ鉄道ファン)の迷惑行為のせいだけど、ファンから見たら「鉄オタ」の迷惑行為のせいなんよな。鉄オタはマジで趣味のコンテンツとして社会的に抹殺されるべきレベルまで来てしまったな》
《一部のマナーの守れない音鉄のせいでこうなってしまったことは看過できない事態》
一部では鉄道マナーを知らないSixTONESファンの行為では? という声も上がっているものの、10月1日にXで投稿された上越新幹線ホームと思われる場所で撮影された長い集音マイクを使用している男性グループの写真を見る限り、鉄道ファンの行為の可能性が高そうだ。
「たびたび迷惑行為が問題になる“撮り鉄”と違い、“音鉄”はマナーを守って静かに録音している人が多い印象だったので、今回の迷惑行為は驚きですね。Xに投稿された写真は10代らしき男性グループだったので、駅でのマナーが分かっていない一部の“音鉄”が暴走してしまったのかもしれません」(トラベルライター)
駅の利用者にも迷惑をかける行為だけに、撮り鉄も音鉄もマナーを守って楽しんでほしいものだ。