
「私たちは常に情報の発信者であって伝え手であるという立場として、取材している姿勢も含めて見られているっていう緊張感が必要なんだなと改めて思います」
10日に放送された『サン!シャイン』(フジテレビ系)に出演していた同局の佐々木恭子アナウンサーが番組内で冒頭のように述べた。
「どの口が言う?」佐々木恭子アナに相次ぐ批判
「10月7日、自民党の本部で高市早苗新総裁の取材ため、待機していた時事通信社の男性カメラマンが“支持率下げてやる”などと発言。同時に待機していた他社は取材前から生配信をしており、この音声が拾われ、直ちにネット上で拡散されました。
佐々木アナは本事案に関して、“私はテレビ局員でメディアの一員なので”と前置きをしたうえで、冒頭のように見解を述べていました」(全国紙政治部記者)
時事通信社は同男性に対し、“厳重注意”をしたとしており、支持率が下がるような写真しか出さねえぞ」という発言も確認したとしている。
同じメディアという立場から見解を述べた佐々木アナ。しかし、冒頭の発言には批判が殺到しており、ネット上では、
《必要なのは見られているという緊張感ではなく、見られても問題ない態度でしょう》
《見られている緊張感って何だよ。ジャーナリストのなすべきことは、事実の報道だろ?》
《緊張感、そういう問題ではなくて報道する立場としてどうあるべきか、の問題だと思います》
などの意見が寄せられている。
中居正広と女性アナウンサー問題
佐々木アナは9月29日から新たにレギュラーメンバーとして同番組に参加。しかし、すでに不穏な空気が漂っている。
「佐々木アナの発言が悪い意味で注目を浴びるのはこれが初めてではないのです。6日に放送された回では、高市さんの“全員に馬車馬のように働いていただく”という発言に対し、 “『えぇ……ガクッ』とはきました。時代に逆行?ってなって”とコメントし、これが批判の的に。
高市さんは国民のために身を粉にして働くという趣旨で“馬車馬のように”と述べていたのですが、見当違いのズレた発言だったかもしれませんね」(前出・全国紙政治部記者)
佐々木アナの“ズレ”コメントに寄せられる批判の中には、
《佐々木アナに一言。どの口が言う?》
《佐々木さんは同じマスコミに意見言える人間なんだろうか?》
《そういう考えだから自分の後輩一人も助けられない》
など、佐々木アナの背景にある問題を想起する人も。
「中居正広さんとフジテレビの一連の問題に佐々木アナも関与しており、そのことを思い返す人がいるのでしょう。
佐々木アナは被害にあった女性アナからの相談を受けていましたが、この対応に問題があったのではと疑問視されています。この問題が発覚以降、佐々木アナを不信に思う視聴者が増えているのです。そうした背景もあってか、現在、佐々木アナの言動には批判が寄せられることが多い印象です」(前出・全国紙政治部記者)
新メンバーの選出は、吉と出るのか、それとも――。